ノイマン さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
こんな麻雀物語ありえない
たまたま、麻雀と女子高校生との組み合わせに注目。そのミスマッチに興味を持ちました。
レビューや感想には、
麻雀を知らない人:感動的なシーンや百合要素、話の展開、楽しい高校の部活動のような感じを受けた人がいると思う。
麻雀を知っている人:あんな、麻雀の上がりがありえない、アニメらしく奇跡をうまく作品に表しているなどなどいろんな評価があり、なるほどと思う皆さんの感想に同感していました。
ただ、見逃してはいけない点がひとつあります。
作者の計算されたエンディングの上がり手。
最後の上がり手を感動的なシーンに仕上げるための前振り。また、麻雀内で計算されている点数の精度。この作者は何者だと思いました。
逆算して、ストーリーを考えていかないと成り立たないのではないでしょうか。ストーリーの組み立てに感服しました。
そのような意味では、物語の評価は、5を超えた6でもいいと思います。
キャラと声優陣は、うまく配分されてましたね。特に茅原実里の透華役の意外性には驚いています。茅原さんは、どっちかというと無表情、無機質系の役回りが多いと思いますが、この作品では、歌手としての茅原さんを感じました。あと、個人的に小林ゆうさんの役どころはいいですね。
たかが、麻雀のシーンをあんなように感動的なシーンに仕上げているのはすごいですね。
百合要素についてですが、女性同士の喜び方って普通あのような感じじゃないでしょうか。つまり、百合要素は無いと思いました。
男性スポコンものの表現がモーホ要素ありますか?
ハイタッチや先輩部員への憧れの眼差し。同じじゃないのでしょうか。
女性だから、あの表現になるだけでそんなに百合要素は無いと思いましたね。
百合系という、フィルターをお持ちの方は、見て確かめたほうがいいと思います。
他の派生作品がありますので、作者の策者ぶりを楽しみにしています。