「電波女と青春男(TVアニメ動画)」

総合得点
84.9
感想・評価
4333
棚に入れた
21105
ランキング
263
★★★★☆ 3.8 (4333)
物語
3.4
作画
4.0
声優
3.7
音楽
3.6
キャラ
4.0

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あしすと さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ふしぎ・アーティスティック部門、個人的No.2作品

(15.2.23:別作品でこの部門No.1にした作品があるので、タイトルのみNo.2と変更しました。しかしあくまでそれは相対的なもので、もちろんこの作品の絶対評価を下げたわけではありません)



(以下、元々のレビュー文)

最近、他作品で「アーティスティックな作品」というレビューを書いたのですが、個人的にはこの作品がアーティスティック部門No.1なので、こちらでもレビューを書きます。

ただ、書きたい内容はほぼ同じということと、その前回のレビュー閲覧者数も別に伸びているわけではないようなので、このレビューはコピペちょっとだけ再編集という内容になりますが、まぁ前レビューを読んでる人もそう多くないでしょうし、ご了承ください(笑)



この作品は結論から言うと、
「美術館に行ったような感覚」
になる作品でした。

というのは、ストーリーを(おそらく意図的に)論理的にしていないからです。
キャラクターも論理的にしていないからです。

いわゆる「不思議系世界観」です。



ただ、個人的には「不思議系世界観」には2つあると思っています。

①世界観にこだわるあまり、なぜそういう展開になったのかという最小限の説明さえも省いてしまい分かりにくくなってしまう作品
⇒アニメ視聴者を置いてけぼりにする「駄作」

②あえて論理的な説明を放棄した表現をすることで、視聴者を不思議な感覚にさせる作品
⇒アーティスティックな作品

おそらく、美術館の絵を論理的に見る人は少ないでしょう?感覚的に見るでしょう?
美術館からの帰り道、自分の常識の範囲外にある異世界のものに触れたような不思議な感覚になるでしょう?

この作品は、設定などはうまく説明した上で不思議な感覚にさせる②のようなアニメだと思います。


そして、こういうファンタジー系の作品って現実的に設定を説明して全体的に中途半端な印象になる作品が多い中、
この作品は説明を最小限にして、できるだけ視聴者を現実的にさせないようにしている、という感じです。

美術館が好きな方は、ぜひご覧になってみてください♪



ちなみに、同じようなレビューを書いた作品とは「ささみさん@がんばらない」です。
で、自分は普段制作会社で見るアニメを決めたりしないので最近知ったのですが、この2つのアニメは両方ともシャフトなんですね。
シャフトってこういう作品と相性が良いんだな~、と遅まきながら気付いた次第です。

投稿 : 2015/02/24
閲覧 : 251
サンキュー:

11

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