ソルバルー さんの感想・評価
4.9
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ガンダム最先端!実に素晴らしい傑作!
ついに完結しましたね!
最終話である7話と6話の間が長かったので、この作品を余す事無く堪能するべく、富野さんの描いたガンダムシリーズ、初代、Z、ZZ、逆シャア(劇場版)を制覇しておきました。長い旅路でしたが。
上記のシリーズを観ておくと、毎回テンプレ的な要点があり、UCに於いてもちゃんとそこなへんを押えているのが解ります。コアなファンならそういう点も嬉しく思うのではないでしょうか?
ストーリーは、工業コロニーへ(課外授業に?)来ていたバナージ少年が主人公となります。運命に引き寄せられる様に、連邦とネオジオンのすったもんだに巻き込まれ、新型ガンダムであるユニコーンに乗るハメになってしまう。
非戦闘員であるバナージ少年はネオジオン、ジオン残党、連邦を行き来して人々の『思い』に気付いて成長して行くという感じです。
物語にはグイグイ引き込まれます。
{netabare} 個人的には3~5話くらいの地球で活動していた間が最高潮に面白かったです。泣けます。燃えます。制作サイドは感動させる方法を良~く解っていますね。6、7話くらいになると、正直なんとなく失速している気がします。それなので物語の評価をちょいと下げておきました。 {/netabare}
声優陣は申し分ありません。パーフェクトです。
キャラクターも素晴らしいです。
バナージ少年は個人的に歴代主人公の中で最高に共感できました。あのシャア・アズナブルかもしれないとされるフル・フロンタル、強化人間の生き残りであるマリーダさん。泣かせてくれます。
しかし今回のライバルキャラはどうも好きになれなかったかな。
劇場用でもあるし作画は細かく、迫力も凄い!そしてまた素晴らしい音楽で盛り上げてくれます。最高です。全体的に最高品質であり、現代ジャパニメの実力限界まで引き出していると思われる作品です。
ガンダムやロボット物に興味のない方であっても、特にシリーズを観ていなくても、これ単体で観ても何となく理解出来ると思います。
是非観た方が良いでしょう!