「劇場版 図書館戦争 革命のつばさ(アニメ映画)」

総合得点
68.1
感想・評価
467
棚に入れた
2438
ランキング
2232
★★★★☆ 3.8 (467)
物語
3.9
作画
3.9
声優
3.8
音楽
3.6
キャラ
3.9

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月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

それなりに。

2006年から『図書館戦争』『図書館内乱』『図書館危機』
『図書館革命』と全4巻発刊された小説の劇場アニメ化作品。
2012年6月16日公開。2008年TV放送全12話+未放映1話が小説
1~3巻が原作で 劇場版は4巻の『図書館革命』のエピソード
を中心でTV版の続編にもなっているようです。

制作スタッフは基本的にはTV放送版と変更なし。

TV放送版は作風が支離滅裂でギャグありラブコメありで等身
崩れに漫画の吹き出し風演出なんかも有る中でシビアな虐め
の陰湿な描写を超リアルにシリアスに描いたり生死をかけた
戦闘を高いデティールで描いたりと・・高尚過ぎて私には
到底理解できない「とんでもアニメ」で相性最悪でしたが・・

映画のようにある程度短い時間に凝縮したらどうなのか?
また・・シナリオと演出次第でワタシ好みに化ける可能性は
感じてたので一応視てみたいと興味はあった。

序盤は地味な印象でシリアスに展開して 前半を見終わっても
極端な過剰演出はない感じ。 苦手なキャラも許容できたり。

この雰囲気だと 過去の出来事・・戦時中の統制目的だったり
で史実の中にも有った話で 虚実のバランスがいい感じかな・・

程よいスパイスというか 良いところでパンチの効いた笑える
コミカルなシーンが入っていたり 雰囲気を壊さない感じで。

設定にはかなり大きな無理を感じるけど・・
フィクションなわけだし・・ディストピアとかパラレルワールド
や異世界物と割り切れば それなりに楽しめる雰囲気かな。

終盤はこれぞ娯楽映画!って感じで 圧えていた諸々を一気に
爆発させて思い切りやっちゃいましたテヘペロって感じw

TV放送版視て笑ってた人は 劇場版は やや盛り上がりに欠け
て笑い所や見処が少ない中盤まで退屈とか思う人も多そうだけど
私的には予想通りで映画はそれなりに愉しめた。

諸設定世界観云々から事の顛末まで 劇場版だけ視ても充分。
逆に長過ぎるとナンセンスで無茶ぶりの設定が矛盾だらけに
描写され続けTV放送版のように設定乙で意味不明な作品に・・

もっと深く楽しみたい人は小説読んだほうが良いだろうと感じた。

ぶっちゃけTV版はどういう作風でどう戦争が描かれて死者負傷者
がでても ラブコメ全開で ギャグ盛りなら 笑えるからいい!
という人以外には とてもおすすめ出来ないと感じた。

投稿 : 2014/05/31
閲覧 : 391
サンキュー:

3

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