ナッツ外道 さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
言わないでもわかるでしょ?
そう。おもしろいですよ。
当時、少年に毛が生えた程度の私にとっては
衝撃のアニメでした。
毎回鳥肌が立ち、時には勃ち、
そして、なぜか夜中に目が冴えました。
あそこまでの心理描写というか、人間の本質的な暗い部分や
それと相反する「ほのぼの」の部分とのギャップに
初めて出会ったからだと思います。
「戦争」というか「生死が掛かっている出来事」に
物語として本当の意味で直面した事も、初めての経験でした。
暗い大義、欲望の正義、許容悪。
すべてが新鮮で、現実味を帯びた「しょうがないじゃないか感」が
毎回、ゾクゾクさせたコトを覚えています。
いやぁ~、好きなんですよね。
ダークヒーローというか、使っちゃいけない感というか、
「今ある手持ちで何とかする」っていう感じ。
理にかなってない物語って、たくさんあるじゃないですか。
ツッコミどころがある物語と言うか、細部が隙だらけの話って。
今考えれば「迎撃都市ってw」っていうのはあるんですけど、
外部接続端子があるロボットって、衝撃でしたね。
「あんだけのモノを動かしてんだから、そりゃ電気だったら
相当食うだろうな~」って、思ったし。
電気で動いてるっていうのも、いいですよね。
なんか、とにかく未知のアレやコレで、なんだかをソレして…
まぁ、とにかく動いてるの!!っていうのが「萎え」なんですよね。
ロボットがレバーとかペダルで動くこと自体、なんか萎えません?
別枠で「パトレイバー」は、作動システムや技術的な操作方法が
明記されているから大好きなんですけど、あやふやなモノが多いでしょ。
その点、エヴァはシンクロしないと動かない。
シンクロ率の高いパイロットのほうが、うまく使える。
ああいう発想にも新しさを感じました。
まぁとにかく、アスカの病室に行きたいってコトですよ。