たんぽぽの花 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
刀語 かたながたり
作品はあの西尾維新先生の原作でたぶん、刀狩り(昔あった事件ですね)を
語るみ合いで刀語になったのかなと思います。西尾維新と言う作家は文章をうまく使い分け、錯覚やヒントなど言葉の中に色々な物を詰め込み作品をつくる先生です。実際アニメを見ても解からない所がライノベ等で読むとなるほど、思えるのです。だから西尾維新作品は見る読むが基本と思ってください。
では作品は見る方が多いので、少しだけ(ざっくり簡略)
とある島に最強の拳法の使い手がいる。彼は父からその全てを受け継ぎ、病弱な姉(七実)と2人で育った虚刀流七代目七花(しちか)
その力を利用し四季崎記紀(しきざききき)と言う刀鍛冶の作った1000本の
刀の残り12本を探す(さがさせ、奪い取る)為にやって来たのが、とがめ
(ある秘め事を持つ為名字を使わない)だった。彼女は、尾張幕府家鳴将軍家直轄預奉所軍所総監督と肩書は長いが刀狩りを発案実行している自称奇作士と名乗り、七花を島から本島に連れて行き刀を回収しようとする。
四季崎記紀の刀は他を圧倒し、四季崎の刀の数の多い所が戦で勝つとまで言われていた。そして、のこり12本の刀はその中でも完成形変体刀十二本と言われ、それぞれに特殊な力を秘めている。その価値は1本の変体刀で国1つ買える価値とされ、所有者は各々の刀に毒カされていた。
作品は1ヶ月に1話制作放送と大変だったと思います。でも面白いよ(笑)
話は12本の刀狩りであるが、刀1本1本に色々な仕掛けや発想、工夫、技巧、特長が有り、12本VS七花と言う話です。
戦いだけの物語では無いので、十二(本)分に楽しめます!(笑)