退会済のユーザー さんの感想・評価
3.4
物語 : 2.5
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ゼロエンは、大事なもの。
◎公開日:2013年6月8日(上映時間:60分)
◎ジャンル:恋愛
●原作:なし ●監督:牧原亮太郎 ●脚本:木皿泉
●キャラクター原案:咲坂伊緒 ●キャラクターデザイン:北田勝彦
●アニメーション制作:WIT STUDIO
■あらすじ■
キャッチコピーは
"近未来の京都で生まれた 人とロボットの奇跡のラブストーリー"。
ある日、最愛の恋人・ハルを亡くしたくるみのもとにロボットの「Q1(キューイチ)」が くるみの心の支えとなるため、ハルと瓜二つの姿となって現れる。
■感想■
※最初に。
観る前にWikipediaを覗かない方がいいです。
あらすじのところに壮大なネタバレが含まれています><
絵と背景、すごく綺麗です。
キャラ原案をされている咲坂伊緒先生の漫画はこれまでに2作品ほど読ませてもらってるんですが、漫画でも綺麗だけどアニメーションになって動いたらさらに綺麗でキュートですね^^
舞台が「近未来の京都」という ちょっと異質な世界観。
ロボットや変わった機械が出てくるところ以外はとくに現代の京都と変わりませんでした。
でも、それが個人的にはちょっと違和感でしたw
内容はいたって普通の純愛モノで、「非恋」です。
少女漫画によくあるような感じでした。
できれば「2回」観ることを個人的におススメします。
1回目観た時は キャラの行動や発言がチグハグで正直 わけが分からなかったのですが、後半で真相が明らかになってからは『あ、そういうことだったのか』となりました^^
そこから2回目を観ると『あ、ここ伏線だったのか』と思える点が複数見つかって、ある程度それでつじつまが合いました。
1回目はもちろんハル(ロボハル)視点で観ると思うので、2回目はくるみ視点で観ると良いですね。
まぁ、勘がいい人には 1回である程度読める結末ではあるかな^^;
全体としては 尺不足で損してる部分が多々ありました。
そのせいか、詰め込み過ぎて世界観の説明や キャラの掘り下げが中途半端で
感情移入が出来なかったし、後半の盛り上げどころ 感動すべき場面でも演出のせいか物足りないままあっさりと終わってしまいました。
以上のことから、なんとも「薄味」な作品だったことは間違いないですね><
ただ、キャラ(とくにハルとくるみ)に関しては
コミカライズ本(作:綾瀬 羽美)で少し補足されてはいるので、気になる方は1巻で完結しているので読んでみるいいかもです^^(私は読んでませんがノベライズ本もあるそうです。)
思い切っておススメは出来ない作品ですが、
少女漫画が好きな方、切ないラブストーリーを観たい方で 時間がある方は60分の中編作品なので 試しに観てみても良いかなぁと思います。
声優さんは主役2人はとてもハマっていたと思います。
とくにハル役・細谷佳正さんの "人間ハル/ロボハル"の演じ分けは素晴らしかったです。
●ED:「終わらない詩」/日笠陽子
くるみ役の日笠陽子さんがEDを担当されてます。
曲自体もいいんですが、歌詞がとくにいいですね。
本編を観終わってから聴くと、くるみ視点の歌なんだなぁと思えてグッときたりしました。
■好きなキャラ■
う~ん…
特別いなかったです。ごめんなさいm(__)m