noira さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないと思ってたんだけどねっ
久しぶりに再会した兄妹と、学園の生徒会メンバー3人が
学園寮で暮らす日々を描いた学園ハーレムラブコメ。
{netabare}
ちなみに、最終的には主人公が以前にお世話になっていた家の娘も、
管理人というポジションで一緒に暮らすことになります。
{/netabare}
登場するキャラクターは皆とても個性的で、見ていて楽しいのですが、
好き嫌いは分かれる気がします。
極度のブラコンで、兄に対して積極的な妹「姫小路 秋子」。
容姿端麗、成績優秀、スタイル抜群で見た目は御淑やかという
スタンダードなハイスペックキャラかと思いきや、
動揺すると方言が出たり、「グヘヘ」と笑ったりと結構尖ってました。
方言の声に品が無い…グヘヘって…積極的過ぎるのも…。
男女問わず喰い散らかす肉食系の生徒会長「二階堂 嵐」。
和装でポニーテールで眼帯で刀という武士道少女。
ではなく、バイセクシャルで肉食系の変態女です。
硬派な見た目に反して実際は…と言うか、眼帯って…。
{netabare}
…眼帯にカラコンって中二病なのでしょうか…。
…恋がしたい!のでしょうか…。
{/netabare}
自他共に認める絡み難い副会長「那須原 アナスタシア」。
感情を表に出さない、金髪ツインテールのクールビューティー。
ハイスペックキャラである秋子のスペックを僅かずつ上回る、超ハイスペック下ネタ変態キャラです。
…ギャグが下品…目がなんか…声がなんか…。
友情の厚さでは他に類を見ない会計「猿渡 銀兵衛 春臣」。
ロリ体型であることを気にしている、銀髪ショートヘアーのボクっ娘。
体型もあって見た目は少年に近いですが、家庭的な女の子です。
…見た目が少年過ぎる気が…と言うか、名前…。
{netabare}
年齢以外はパーフェクトな管理人「鷹ノ宮 ありさ」。
12歳にして飛び級で大学を卒業している天才少女です。
年齢通りのロリっ娘ですが、家事全般をこなします。
{/netabare}
以上がメインヒロイン達になります。
個性的な面々であることは読んで頂ければ分かるかと思います。
そして、既にお気付きかと思いますが、個人的には本作の登場人物が
それほど好きではありません。嫌いではないですが。
なんか、個性的過ぎると言うか、やり過ぎと言うか、
魅力的なキャラ設定に余計な+αをしたと言うか、といった印象でした。
そんな私の好きだったキャラクターは、主人公「姫小路 秋人」です。
積極的なヒロイン達に攻められているにも関わらず、冷静な態度でツッコミ、接する姿は、ラブコメ系にしては若干異色に思えました。
で、作家設定っているのでしょうか…。
{netabare}
女の子では、途中から登場する2人も好きです。
「鷹ノ宮 ありさ」&「神野 薫子」
微妙にメインキャラクターではないですね(笑)
{/netabare}
結論として、
「お兄ちゃんだけど~」というタイトルから期待して視聴しましたが、
正直言って個人的には少々残念な作品でした。
内容は薄く、中途半端な印象が強く、キャクターは前述の通り、
他の方の評価は割と上々ですが、私としては残念ながらオススメできません。