HUMMER さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ハードボイルド・ガンアクション
「ブランドン」と「ハリー」という二人の男の物語。
孤児院で出会い親友となった2人が成長してゴロツキとなり、ふとした切っ掛けでともにマフィアとなってファミリーのトップへと上りつめていく。途中で道を違え、ハリーは疎ましくなったブランドンを裏切り殺してしまう。
だがブランドンはかつて愛した女である「マリア」の娘「ミカ」を守るためファミリーが極秘裏に行っていた研究の成果を体に施されて復活する。
ただしそれはまともな人間としてではなく、超人的な力を持ったもはや化け物のような体で。
それでもブランドンは「ビヨンド・ザ・グレイブ」と名を変え、ハリーとファミリーに戦いを挑む。物語はそこから始まる。
マフィアの話ということもあり、熱くシブい男たちが数多く登場する。
ガンアクションのシーンも多々ありこういった作品が好きな人には非常に見どころが多いと思う。後半は主人公・敵ともに超人化し、特に敵は人間の原型をとどめない化け物になってしまうため、戦闘は派手になり若干SFアクションの様相を呈してくる。この辺は少しB級臭が漂う(笑)だが主人公の武器が銃や重火器などであるため一応ガンアクションの要素は残っている。
個人的には最後のシーンは胸にしみる感じがした。
EDテーマの「茜色が燃えるとき」という曲はこのアニメの雰囲気にとてもあっており良い曲。