ゼルミナ さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
「ひとりでもいく」事の尊さを歌う
2020再鑑。
お気楽な学園バトルライフの裏に人生の重さが潜んでいるというの展開は、唐突にも感じるが、意外なリアリティがあるのかもしれない。
どちらにせよ、重い話ばかりでは気が滅入るので、このバランス感は素直にありがたいと思う。
そして仲間の大切さ…というか、「楽しさ」を前面に出しながら、ラスト4話で描かれる「別れの切なさ」「孤独の尊さ」には涙せざるを得ない。
キャラクターが入れ替わるOPやEDなど、細部への拘りも美しい
何より、狙いすまして挿入されるボーカル曲の破壊力に打ちのめされる。
「泣ける」事が作品の唯一価値だとはもちろん思わないが、本作で流した涙の量は人生BEST10には入る。
キービジュアルを見て気になった人にはオススメ。
個人的には時代を超える普遍性をもった名作だと思う。
あ、あとアイキャッチかっこいいよね♪