退会済のユーザー さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

ディーふらぐ！好きの皆様！ごめんなさい！！(酷評ではありません(笑))

はぁーっ！

最近は接待ばっかで、高級料理と高級クラブ通いで、腹は出るし・・健康診断引っ掛かるし・・足も口も汗も臭いしぃ・・・。
はぁ～あぁ～～っ・・・。

普段は見向きもしない家のうらの小料理屋が、なんかムッチャ気になっちゃってさぁ。
俺の頭だいじかぁ？と思いながらも、小料理屋に入って見たんだわぁ。

したっけさぁ！母ちゃんの味っつーか、メッチャ旨かったんだよねぇ！！

近いし安いし旨いし、ごじゃっぺ無しで良い店見つけたよぉ！！

※栃木弁の解説※
{netabare}小さい「っ」を多用します。
接待ばっかで・・接待ばかりで。味っつーか・・味と言うか。

家の「うら」の・・。家の後ろのという意味。
栃木では、車の後部座席に乗ってと言うのも、車の「うら」に乗ってと言う。

俺の頭「だいじ」かぁ？・・俺の頭大丈夫かぁ？と言う意味。
大事、大切と言う意味でも使いますが、「大丈夫」と言う意味で使われる事が多い。

「したっけ」さぁ！・・そうしたら、そしたらと言う意味。
文の語尾が「べ」「ば」「ぺ」「け」となる事が多いが、その中の１つ。
同意を求める「そうでしょ？」も、「そうだべ？」「そうだんべ？」「そうだんば？」「そうだっぺ？」「そうなん？」「そうっけ？」となる。地域によっても使い方が異なる。

ごじゃっぺ無しで・・嘘無しで→本当にと言う意味。
お前、嘘を言うのは止めろよ！→お前、嘘言ってんじゃねーよっ！→おみゃぁ、ごじゃっぺ言ってんじゃねーよっ！となる。{/netabare}



と言うくらい、掘り出し物を見つけた気分です！

簡単に例えるなら、百均で「思いかけず」ものすごく良く切れるハサミを手に入れて「物凄く得した気分」とでも言えば良いのでしょうか？




ディーふらぐ！の最初の印象は最悪に近い物でした。

バトル物は好きではないし、なんか雰囲気が「安っぽさ」全開で、『あ～ぁあっ・・・。』って思ってたんです。
しかもＫＡＤＯＫＡＷＡ超お気に入りの花澤さんでしょ？

正直、録画はしていましたが、見ていなかったんです。



ところが、楽しみにしていた「咲-Saki-全国編」と「中二病でも恋がしたい！戀」が、まさかのズッコケで、喪失感に浸っていた時にもう一度最初から見始めたら、

☆".':*『なんかムッチャ面白いじゃん！！』*:'."☆

という事に気付きました！

バトルも確かに有るけど、メインは「ゲーム製作部(仮)」の話ですし、ギャグも足フェチ(風間)のツッコミも軽快で、馬鹿っぽくて面白いじゃないですかぁ！

すぐに消去or予約取り消しをしなかった事も我ながら驚いてますが、それよりも、マジで消さなくて良かったぁ～！！と思っています。

なんせ、ここ最近で１番頻繁に見返している作品が『ディーふらぐ！』なのですからっ！



本当に「安っぽく」見える部分も、企画段階からの制作側のコンセプトなんでしょうね！

ＥＤアニメーションの質が全てを物語っている気がします。

「ギャグorツッコミorちょいラブ」を前面に押し出している訳ですが、名だたる男子の不良集団より、ゲーム製作部(仮)の女子メンバーの方が強くて、部員に生徒会長が居て、極端に小柄な部長が学園の「裏ボス」って設定も、面白さに拍車がかかって良いですよね！

ってか、良く「生徒会」がクローズアップされたり「生徒会長」の権力が絶大だったりする作品を見かけますが、普通の学校って、生徒会が中心で憧れる存在の立ち位置なんですか？
自分の通っていた学校が普通じゃなかったダケでしょうか？？


お馬鹿なギャグ系のアニメって、面白いとくだらないの境界線が微妙ですよね！

最終的には「何」が決め手となって「面白いギャグアニメ」と定義したのか？「くだらなくつまらないアニメ」と定義したのか？が曖昧なんです。

自分ではですが、エロいアニメは大好物ですし、無理に乳首やパンツを隠していたりすると「カチン！」と来るくらいです。
ギャグアニメも大好きです！
でも、「生徒会役員共」は、くだらない下品なアニメだと思っています。

日常系のアニメも大好きですし、キャラデザが萌え系ではないと断念率が激高になります！
でも、「きんいろモザイク」は途中で飽きてしまって完走していませんし、「ご注文はうさぎですか？」も飽きてしまって視聴を中断しています。

個人個人の感覚の違いや趣味嗜好・相性の違い等で変わってくるのは分かっていますが、自分がディーふらぐ！を「安っぽくてくだらないアニメ」と思わなかった最大の理由が『風間 堅次の軽快なテンポからの気持ちの良いツッコミ』なんです！
なんだツッコミかぁ・・と思われるかもしれませんが、南東北地方住みの内向的な人種にとっては、あのスカッと晴れ渡るような爽快なツッコミは、憧れの的になるものです(笑)

あと、ガキの頃を思い出すシュチュが多いですよね！争いのレベルの低さとか、唐突に決まるルールとか、喧嘩も遊びも何処かズレてて何処か抜けてて、しかもそれを全員が真剣に行ってて、ガキの頃の公園遊びを思い出して、なんか楽しいんですよね！

ガキの頃の公園遊びを象徴するのが、モブキャラを大切にしてる事ですよね！
公園遊びをしていると、見たことの無い子が混ざる事が多くて、でも誰も意地悪したり無視したりはしないで、ちゃんと遊びに交ぜてあげてから、仲良くなるなり喧嘩するなりしたものです。
その見たことの無い子が、この作品では「モブキャラ」で、ちゃんと交ぜてあげて見せ場まで作ってあげて・・・。
ギャグアニメなのに、何処となく心暖まる感じなんです！

何歳になっても、子供心は無くしたくない物ですよねっ！

後は、個人的に芦花の「ちびキャラ」が可愛いと思った所と、十分ハーレムなのに、男子のモブキャラを大量投入してる事で、嫌らしさがかき消されて違和感無く見せている所も、自分の中ではポイント高いです！

後は、各キャラの台詞まわしが最高なんですよ(笑)

個人的に１番笑ったのは、９話目です！(笑)





アニメのＯＰ・ＥＤは、一風変わった曲調でハイテンポの曲を好む傾向が強いのですが、ＯＰもＥＤも面白くて良い曲だと思います♪

特にＯＰは耳に残りますし、この作品のハイテンションっぷりを象徴するような曲になってます♪



あーっ！

この作品の面白さを上手く伝えられないかと思ってるのに、全く伝えられないっ！！

自分の文才の無さが、正直悔しいっ！！



もう一度見返してから加筆・訂正します(汗)