Ｓ．めぐる さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態：観終わった
CLANNADと双肩をなす
一見普通の街のようですが、人間でないものが人間に紛れていたり、忘れたはずの思い出を覚えている者がいたり、奇跡があったり、表面には見えない不思議なものが存在する、北海道を思わせる小さな街が舞台。「街」が隠れた主人公なのはCLANNADと同じですね。物語もCLANNADに酷似。それと肩を並べる「奇跡」のストーリーです。
声優：声優には詳しくないのですが、少し前の世代の人たちなのかな。とは云えども、京アニはあんまり有名な声優を使うことは少ないのですが。
キャラ：どこか世俗離れした、ぽやぽやぽや～ってしたキャラばかり。こういうキャラは京アニ以外では登場しないけど、京アニにはほぼ確実います。
作画：雪がきれい。Keyの作品って光の珠が下から昇るシーンが好きだけど（CLANNAD、AB！にみられる）本作はその代わりに雪を使っています。人物の作画はCLANNADにくらべて誰が誰だかわからなくなることが少ないです。
音楽：OP,EDともに大したことはないかな。サブタイトルに音楽の名前が必ず付いているから、それを生かしてもよかったように思います。
しかし、EDがほとんど印象にない理由の一つとして、EDに入った途端、長いため息をついてしまうからで、こんなため息をつかせるストーリが悪いのですｗ
真琴の回は正直泣けました。これがなぜCLANNADに大差をつけられたのかわかりません。確かに彼らの云う「奇跡」とは強引にハッピーエンドに持っていこうというご都合主義のだという誹りはまぬかれませんのですが。
