jethro さんの感想・評価

4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

楽しいラブコメ

アニメ→マンガルートで拝見
先が気になってマンガへとフライングしました。
ハッキリ言って原作は面白かったのですが
最新刊辺りになると停滞気味(ネタが尽きたか?)
個別ルートに入ってしまい肝心の本筋に進展が見られない・・・
そう、
興味の中核をなす物語は未だに原作でも何の解決も、もたらされていない
ゆえに限りある話数のアニメでは
どのような決着をつけるか興味津々でしたが
わりと「ふーん」て感じでした。
原作の内容を棚上げして発言させてもらえば
橘 万里花(たちばなまりか)の登場はもっと早期に実現させ
過去話に関しては1クール目あたりでいったん決着し
以降、更なる展開というのが望ましかった気がします。
個人的な直感としては
「ニセものの恋」が「本物」になるというのがテーマだと感じています。
いまだお互いの気持ちを知ることなく
両想いとなっている小野寺さんと対比しながら
どのように千棘ちゃんと結びついていくか
この辺りがアイデアとして、まだ明確化されていないのだろうなぁと
ぼんやりと推測しています。
単なる引き延ばしにしても
カギの明瞭化イコール終了程度のネタなのかなとも思っています。
そのような点からしても
物語の勢いが無くなるギリギリの所で最終回を迎えられて良かった
(原作ではこの後の「ハハオヤ」ネタが最後の盛り上がりだったかな)
腐ってもシャフトさん
原作を置いてオリジナル展開なんて、ある訳がない
とはいえ
オリジナル展開でカギをクリアしちゃっても良かったのではないか
とも思っています。
大切なのは伏線消化ではなく
登場人物達が「ホンモノ」の「コイ」を知る事なのだから
今回のようなエンドもありっちゃありなんだなっと・・・
「原作」・・・・が・ん・ば・れ!
P.S.
サイドエピソードながら
大好きなエピ「タイフウ」を扱ってくれた事に感謝

※OADが10月発売予定「フンシツ」「ミコサン」の二本立て30分の収録だそうです。

(OAD情報加筆)