hiyoko幻の牛丼 さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
高評化を赦してしまいました
この作品が酷評されるのもわかる気がする。
キャラ達の心情、行動に疑問をもってしまう。唐突すぎる。ので説得力が足りなくなってしまう。
だが自分はこの作品を面白いと思ってしまった。作者のやりたいことを、テーマを感じたいと。
ルーシーに惚れてしまったこともあると思う。悲惨な状況でもなんとか彼女を幸せにしたいと思ってしまった。現に主人公の妹と父がルーシーに殺されているがそれでも自分はルーシーを赦したい。ここを赦すか赦さないかで評価が大きく分かれると思う。いくつものつらい過去がありながらルーシーは諦めなかった。主人公に謝りを告げることを。というか自分は自分のことを想ってくれる人に弱いな。なんかすぐ騙されそう。
現実には程遠いが、人があの状況下で理路整然とした行動をとり続けられる者が何人いるのか。それに人が感じ、考え、行動することは人によってさまざまだ。だからこそ自分は多少支離滅裂な物語でも受け入れてしまっているのだと思う。キャラ達が理解し難いからこそ低評価も無理はない。
この作品を評価してみて、自分はあまいんだなと感じた。多少会話や物語が?になっても赦してしまう。自分は日々互いに理解しうる意味のある会話をしているのか。それは自分も日々はっきりとした考えや行動をもってないのからだと思う。だから高評化をつけることを赦してしまった。それは自分も赦されたいと思っているからなのではないか。
次々と人が死んでいき、誰がいつピンチになるかわからない。展開はまってくれない。考える暇がない。これも物語を面白くするひとつであろう。
この物語の心理描写や行動は理解しがたいことだと思う。少なくとも日本では。だから低評価をつけるのも無理はない。ただ出来るだけわかってあげたい。ゆるしてあげたい。と思った。あとテーマがある物語に自分は弱かった。