「イノセンス -INNOCENCE(アニメ映画)」

総合得点
76.0
感想・評価
770
棚に入れた
4249
ランキング
749
★★★★★ 4.1 (770)
物語
3.8
作画
4.4
声優
4.1
音楽
4.1
キャラ
4.0

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ネタバレ

HIRO さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アメリカでは「GHOST IN THE SHELL 2」で上映されたそうです。

押井守監督による劇場用アニメ映画。
2004年作品
「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」の続編になり少佐こと草薙素子が失踪してから4年後の西暦2032年を描いている。

バトー(CV:大塚明夫さん)が主人公なので草薙素子ファンには寂しい限りですが、大塚明夫さんの渋い声がこれでもか!ってくらい聞けてこれはこれでよかったかも。

出だしのシーンは1982年のアメリカ映画「ブレードランナー」そのもので
サイバーパンクSFの流れをくむ作品です。映像も斬新で鮮麗されていてまばたきするのを忘れそうになりました(笑)3DCGの先駆け的な作品をセル画でやってしまうんだからすごい人です。

世界銀行が4月に発表した推計では、今年、GDPが米国を抜いて、世界一になると言う中国、しかし大都市圏では大気が汚染されて町中が霞がかっていて、ビルの谷間に入れば、時代に取り残された人々がその日暮らしをしている・・・・そんな姿をリドリー・スコット監督は1982年に映画「ブレードランナー」で予見してたなんてすごい監督さんです。

この作品を観て思うことは押井守監督は職人なんだなって思います。いわゆる玄人好みの作品なんですね。
「THE NEXT GENERATION -パトレイバー-」を実写で撮るみたいですけどたぶんヒットしないと思う・・・・
私ふぜいがこんなことを言うのもおこがましいが、ショー‐ビジネスはコアな客層でなくてマスの客層をおいかけなきゃ売れないよ。
コアな客層が多いアニメの世界に戻ってきて下さい。

投稿 : 2014/05/19
閲覧 : 315
サンキュー:

20

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