dolcetto さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
確定した過去を変えず、結果を変えるのだ。
主人公は中二病な大学生で自分を「狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院凶真」と名乗る岡部倫太郎。
舞台は主人公がリーダーを務める発明サークル「未来ガジェット研究所」。サークルメンバーはそこで日々くだらない発明を行っている。
物語はとある事件を切っ掛けにメールを送信するところから始まります。前半は電話レンジ(仮)を使った実験を中心にほのぼのとしたサークル内の出来事を淡々と描いています。この辺は少し退屈な感じもありますが、登場人物は個性的な面々と台詞ばかりで飽きさせないようになっていると思います。そして、後半からはガラッと雰囲気を変えシリアスな感じになってゆきます。{netabare}残酷な結末を何度も必死に変えようとする主人公。ラストはバッドエンドで終わってしまうのかと言う{/netabare}ハラハラドキドキ感も良かったです。
登場人物としては中二病の主人公,ヲタクなハッカー,不思議ちゃん,ネラーな助手,男の娘等々、かなり濃い面々です。
OPもこの作品にとても良くマッチした曲だと思います。