いおりょぎ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
え~と、面白い?まあストーリー設定は面白いけど、アニメとしては、そんなに面白くはないかな・・・( ̄_ ̄ i) (7話まで感想)
ライトノベル原作未読。
7話までみました。
これまでの率直な感想は、あにこれの評価の割にあまりパッとしない印象です。
制作は現在「ノーゲーム・ノーライフ」も手がけてるマッドハウスです。
監督は「咲-Saki-」シリーズの小野学氏ですね。
制作会社も監督も悪くなく、人気ライトノベル原作だということで、結構期待していたんですが、1話からずっとなんですが、続きが気にならないんですよね。
7話まで見て思ったんですが、「これが小説なら面白い」と思うかな~かもです。せっかくのアニメ化なんですが、正直活かされてないんじゃないかと・・・。
ストーリーは割と淡々と進んでいくし、結構台詞が多いのに、いまいち内容に食いつけません。
小説なら、もっと文字とか情報量が多くて説明されてなくても理解できる部分ってあるじゃないですか。「行間」を読むとか。
アニメでも「行間」を思わせる良い作品もありますが、残念ながら本作では感じられません。
もともと「オンライン小説」から文庫化⇒アニメ化という流れで、これは「SAO」と同じなんだけど、「SAO」は「MMORPG」を題材にしてるけど、恋愛がメインの「人間模様」だったんですよね。
一方本作は、7話まで見た印象ですけど、「社会システム」に関わる側面が強いですよね。
「劣等生」という題材からもわかるように、一種社会風刺なんだと思います。
一般社会では評価されないのに、実は評価対象でない部分に優れていて、そういう主人公が、社会の負の側面暴くのが痛快なんだろうと。
さらに「魔法」(中二病的)とか「シスコン・ブラコン」(萌え的)といった現代風のアレンジで、小説となり、更にオンライン小説というデバイスを使用したことで、効果が増大されたんではないかと推測します。
で、なんでアニメがいまいちかと思うと、社会風刺などの描写に注力されるため、キャラの個性が上手く表現できないんだと思います。
どうしても主人公「司波達也」ばかりが目立って、それ以外のキャラの印象が薄い。
ヒロインである「深雪」でさえ印象が浅い。早見沙織さんでなかったら、もっと酷になっていたかもしれません。
ただ、アニメとしてではなく、ストーリーや世界観としては面白いので、現在でもつまらないとは思っていません。
でも、世間一般の評価と自分の評価はかなり差があるなあというのが実感です。
原作未読だからかもしれませんが、期待してほどは面白くなく、ストーリーと同じく淡々と見続けて行くのかなあと・・・。
画的にも悪くないのけど、これは原作者には悪いですが、アニメ脚本の力不足かもしれません。
急にキャラ立ちして、メインテーマが変わったりしたら、印象が変わるかもしれませんが、もう半分来てるしどうなのかな~( ̄ー ̄;
OP・EDはなかなか良い曲だと思います。
もちろん最後まで見ますし、全部見たら改めて再レビューしますね。