「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX[スタンドアローン・コンプレックス](TVアニメ動画)」

総合得点
92.1
感想・評価
5059
棚に入れた
21545
ランキング
25
★★★★★ 4.3 (5059)
物語
4.4
作画
4.2
声優
4.2
音楽
4.3
キャラ
4.3

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ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

「世の中に不満があるなら自分を変えろ。それがいやなら、耳と目を閉じ、口をつぐんで孤独にくらせ。」

雰囲気は自分好みではなさそう…と避けていたのですが、

あにこれ1位だし、見てみようかな…でも途中でやめてしまうかも…とマイナスイメージで視聴開始。

このシリーズ、種類がたくさんあってまずはどれから見るべきなのか、というところから迷いました。

いろいろ調べてみたところ、見る順番には①劇場版からスタート②テレビアニメ版からスタートの2種類あることが判明。

劇場版とテレビアニメ版はストーリーに接点が全くないから、というのが理由だそうです。

劇場版は設定が難解だということもわかったので、まずはテレビアニメ版から見ることにしました。

全26話です。


●ストーリー
公安9課。それは、内閣総理大臣直轄の防諜機関。

異常犯罪やサイバー犯罪などの国民に与える影響の大きな犯罪の捜査、テロリズムの抑止・検挙…などがお仕事。

ざっくり言ってしまえば、事件を単独で追いかける警察です。

事件を解決するというより、真相を解明するといったほうが正しいかな。

闇に隠れている真相をあばきます。

その真相はけっしてきれいなものではない。

でもそれが、ストーリーをリアリティあるものにしています。

雰囲気は予想通り私好みではなかったけれど、話はよくできていて引き込まれるし、おもしろいと思いました。

ただ、設定やセリフが難しくて^^;

最終回の笑い男のセリフとか何言ってるのか意味不明でしたww

本当にこの作品を楽しみたいのならば、2周目からが本番かな、と思いました。


●世界観
ジャンルとしては、サイバーパンクSFというものだそうです。

☆サイバーパンク(wikiより引用)
人体や意識を機械的ないし生物的に拡張し、それらのギミックが普遍化した世界・社会において個人や集団がより大規模な構造(ネットワーク)に接続ないし取り込まれた状況(または取り込まれてゆく過程)などの描写

…雰囲気伝わった?笑 (私はわからなかった!笑)

近未来が舞台で、人間が体を機械化していたり、ロボットが人間と同じように思考・会話していたり。

そこから生まれる葛藤も描かれています。

タチコマ(多脚戦車)かわいいよ。そしてタチコマのバトーさんへの愛には泣いたよ(;;)


●感想まとめ
個人的な好みからは外れるのですが、見てよかったと思える作品でした。

ストーリーもよくできているし、いいラストだったし、伝説に名を残すのも納得です。

近未来が舞台の作品が好きならおすすめです。


●音楽
菅野よう子さんが音楽担当ということで、見る前から期待していましたが、お見事でした!

雰囲気のある、素晴らしいBGMばかりでした。

OPも、一瞬で作品に引き込んでくれて。まるで魔法の扉のようでした。

投稿 : 2014/05/18
閲覧 : 326
サンキュー:

31

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