「劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ(アニメ映画)」

総合得点
89.2
感想・評価
2607
棚に入れた
13633
ランキング
88
★★★★★ 4.1 (2607)
物語
4.0
作画
4.0
声優
4.2
音楽
4.0
キャラ
4.2

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ネタバレ

N0TT0N さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

不在の観測者。

※あくまでTVシリーズ→未放送(25話)→劇場版の順で観た感想になります。

「シュタゲなんか別に好きじゃないんだからな?!」な自分なので、ちょっとノルアドレナリンを過剰に垂れ流しながらの試聴になっていると思われます。

{netabare}
まずTVシリーズにちょっと触れると、TVシリーズの場合dメールで移動した世界線を回収する度に、それぞれの世界線にエンディングがあって、エンディングという山場を連続して描けたことに後半の怒涛の盛り上がりの原因があったように思う。

その回収を描くために必要だった設定は、フェイリスや萌郁やるか子、ダルやまゆしーに世界線移動前の世界の記憶が僅かでも残っているということ。

それによって世界線を変える原因になったdメールを打ち消すdメールを送信する事ができた。

シュタインズゲートに到達した今、映画で描かれたのは他の世界線の記憶による影響の部分。

岡部以外のラボメンにとってそれはデジャヴとして脳裏をよぎり、リーディングシュタイナーの岡部にとってそれは今の世界線を混濁させ、さらには体が世界線に定着できなくなる程に影響を与える原因。

そういう世界線移動の後遺症に対するシュタゲ的回答を、クリスティーナ目線で描いているわけだけど、岡部不在はちょっと重い。

クリスティーナと岡部の関係を描いてるのにほぼクリスティーナしか登場しない後半はちょっと独り舞台すぎな感じが否めない。

個人的に成分割ってみると
科学2:恋愛6:友情/笑い2という印象。

確かにオカ×クリの関係は回収した方がいいかもだし、孤独な観測者の部分も救いがあった方がいいのかもだけど、

せめて科学3:恋愛3:友情/笑い3はきぼんぬ。

てかぶっちゃけもっと全員集合を見ていたかったのは否定できないし、恋愛要素多いのはちょっと苦手。

だからといって面白くなかったかというとそういうわけでもなく

なんなら胸あつっつうか、うるっときたし面白かったんだよ!

作画も良かったしTVシリーズのネタで結構遊んでたしね

だっこ→ジョリジョリは不覚にもときめいたし^^;

{/netabare}
というわけでこの作品、設定は後日談として充分面白いし言いたいことも解るが、絡みが少なくちょっと重く感じた。全員集合の話が見たかった。

完全に個人的なわがままオーダーです。

投稿 : 2014/05/19
閲覧 : 265
サンキュー:

9

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