手乗りラビット さんの感想・評価
2.0
物語 : 1.0
作画 : 2.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 1.0
状態:途中で断念した
万人受けしない
先に述べておきますが、この作品を愛して止まない、非難するなんてもってのほかだという方は読まない方が良いかもしれません。決して作品を貶しているわけではないですが、気分を害するかもしれません。予めそのことについてことわっておきます。
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ジャンプでも連載を持っていた西尾維新さんのアニメ作品なわけですが、そもそも彼の作品が苦手で敬遠していたものの、あまりに評価が高いのでそんなに面白いのかと思い見てみました。が、やはり合わない。ジャンプ読者でめだかボックスを読んだことがあるという方は分かると思います。まさしくアレです。
四畳半神話大系や有頂天家族で知られる森見登美彦作品にも言えることなんですが、西尾維新さんの作品は言い回しがくどい。くどすぎる。それが物凄く気になります。
以前、西尾維新の作品は、ギットギトの脂の乗った肉を限りなくレアで食べるようなものだと表現していた方がおりましたが、まさしくそれだと思います。好きな人にとっては堪らない一品なのでしょうが、苦手な人にとってはゲテモノ以外の何物でもありません。あまりにもアクが強すぎます。
この作品は良くも悪くも厨二の限りなく突き詰めたところにある作品だと思います。断じて言っておきますが、厨二が悪いわけではありません。アニメにとって物凄く重要な要素です。しかしながら、それの最たる作品なような気がします。凝った演出、くどい言い回し。これがこの作品の好き嫌いによって正反対の見方に見えてくると思います。
キャラのデザインやキャラソンなどは非常に魅力的ですが、このシリーズの作品だけはどうしても無理です。厨二を芸術までに昇華させた結果、それを素晴らしいとおもえるか、痛い作品だなーと思うかです。申し訳ないですが、私の場合この作品に関しては拒否反応が出ます。