絶対負政 さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
1話と最終話が神だった、名台詞の多い謎の原作エロゲ作品
201?年冬期良作アニメですね。たしか・・・・
最初に出会ったのは、1話をなんとなく視聴してからです。
戦闘だったのですが、主要キャラの自己紹介が秀逸で、「川上流!!」とか「参上!!」とかかっこよかったです。
まぁエロゲが原作らしいですが、その後のネタはエロ要素大目でした。しかし、その要素の表現が「ギャグの枠を出ない」感じで描かれており、そんなに毛嫌いする感じではなかったです。
最終話で、元自衛隊の先輩が、国に裏切られて国会議事堂を襲う展開なのですが、風間ファミリーがそれを阻止します。何とか奮闘するのですが、結構押されます。その時!!
久喜ファミリーが来てくれるのですが、これが名言です。
久喜「久喜秀雄参上!まったく、おまえら風間ファミリーは、いつも王であるわれを差し置いて何かしでかす!」
メイド「まったくです秀雄様、殺っちゃいますか?」
久喜「たわけ、”より良き国を作るうえで大事なのは、誰がやるかではない、何をやるか”だ!」
メイド「流石秀雄様、名誉を捨てて民に尽くすとは、王の中の王!!」
途中で主人公の父親に対する回想が入ります。これも名言です。
父親「この国は、すきな物を胸を張って好きだといえない国だ。母親が好きだと言えばマザコン扱いされ、父親が好きだと言えばファザコン扱いされる。・・・そんな国に未来はない。」
最後に、風間ファミリーの椎名さんが言う名言です。
「一途じゃダメなのは恋と同じ、惑わせる駆け引きも大事!」
秀逸ですよね。エロゲ原作である台詞なのか、アニメスタッフが神なのかはわかりませんが、凄く感動しました。他にも名言はありますが、個人的に感じたのはこの3つです。みんな凄く良い奴です。
OPも好きです。
機会がありましたら是非見てみてください