りおんぱん さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
「それでも、守りたい世界があるんだ」
遺伝子操作された新人類「コーディネイター」
遺伝子操作されていない通常の人類「ナチュラル」
コーディネイター達は地球を離れ
新世代のスペースコロニー「プラント」を生活の拠点とし
政治結社「ザフト (Z.A.F.T.) 」を組織した
ナチュラルたちで構成された「地球連合」
工学を専攻するコーディネイターの少年キラ・ヤマトは
中立国オーブのコロニー・ヘリオポリスで平和に暮らしていたが
連合軍による5機のMSの開発と新造戦艦の建造の
ザフト軍の奪取作戦をに巻き込まれがそこで
幼馴染・親友のアスラン・ザラに出会う
アスランは戸惑いながらもMS イージスを奪取
キラは居合わせた連合の士官マリューに促されるまま
残された機体ストライクに搭乗し
友人達を守るため、否応なくストライクに搭乗しザフトと戦っていく
~感想~
SEEDを観るまでロボットアニメに全く興味がなく毛嫌いをしてましたが
テレビで入っているのをなんとなく観ていたら…悔しいほどに面白い!
ロボットアニメの素晴らしさを教えてもらいました
親友と敵対はこれまでのガンダムシリーズには
見られなかった新しい試みです
戦火に巻き込まれ同族・親友と戦わねばいけない運命を背負い
争いたくないが生きるためそして仲間を守るための戦いは
確実にキラの心を蝕んでいきます
戦争という非日常に身を置きながらも
現実に立ち向かわなくてはいけない戦場のリアリズムと
敵からも味方からも苛まれ人の死を目にしながら
歪み変化していくキラがよくかけていました
キラを壊したのもフレイならば
救ってくれたのもフレイであったと思います
人としての弱さを押し付けられたようなキャラでしたが
運命の分かれ道で重要なキーマンとなっていました
弱さを持ったまま散っていったのは残念でした
ラクス・クラインもまた重要な存在だと思います
彼女の思想は自分の人格を尊重し、また他者の人格を尊重する
個人主義の大切さを描いたものではないでしょうか?
そしてラクスの言った「平和を叫びながら、力を振りかざす」という矛盾
その矛盾を理解をしながら戦いを目指したのは
素晴らしいストーリーだったと思います
アスランは戦友のニコル・アマルフィをキラとの戦いで失い
キラへの復讐に燃えるアスランはキラの友人であるトール・ケーニヒを
撃墜しキラもまた怒りを爆発しお互いの対立を決定的にするシーンは
忘れることはできないところです
SEEDを覚醒し戦闘するシーンはとても好きでした
覚醒するたびに興奮しながら観たものです
「ストライクフリーダム」
デザインもカッコよく様々なガンダムの中でも
印象に残る最も有名なガンダムだと思います
OP
「INVOKE -インヴォーク-」
「moment」
「Believe」
「Realize」
ED
「あんなに一緒だったのに」
「RIVER」
「FIND THE WAY」
どれもすてきでDVD付CDを購入しました