のぶちか さんの感想・評価
3.2
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
図書館司書と機関銃・・・・・
図書館と戦争・・・・
よくわからない組み合わせのタイトルに惹かれて視聴した。
ストーリーは、図書館司書の女の子が
機関銃を手に思想弾圧機関と戦争をしながらも恋愛もしながら
成長していく物語
というようなところか。
とにかくありえないような設定が
新鮮でそこは素直に面白いと思った。
物語の舞台もうち(八王子)の近所で
不思議とこういうのって作品に親近感がわいちゃうんだよね。
主人公は、平常時は図書館司書をしながら弾圧機関との
衝突時は実弾で交戦する。
物語の設定上では戦闘で死者も出ていることになっているが、
主要な登場人物は怪我はしても死なない。
「死」がほとんどといっていいほど描かれない
「戦争」というのは、さすがに若干シラけた。
それなら「戦争」をもって表現しなくても、
というのが正直な感想。
また、思想弾圧の描写にしても描き方が軽くて、
銃を手にしてまで抵抗するまでの動機が曖昧に感じて
いまひとつ感情移入できなかった。
しかし、ライトな恋愛アニメで
設定も奇抜なアニメを全11話さらっと見ると思えば
これはこれでいいのかも。楽しめると思います。
「戦争」とか「自由への戦い」をまじめに描くと
今の自分には少し重いような気もするし・・・・。
だったらケチつけるなとむかついたファンの皆様、
すいません。