リクポテ さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
未来の定義(゜゜)
ラノベ原作 未読
空の境界シリーズの後日談にあたる外伝的な感じです。
新キャラとして黒桐鮮花のルームメートである瀬尾静音と{netabare} 式の娘が{/netabare}出てきます。
今回のテーマは「未来」。
未来を見ることを出来る目「未来視」を持つ人たち。
未来視には大きく分けて「予測」と「測定」があります。
未来に関しての定義をよく解説しています。
これ以上はネタバレなので(^^;
{netabare}
瀬尾静音は予測タイプの未来視。
目に映った未来は必ずしも起きるわけではなくあくまで可能性。
自分の行動次第で回避することも可能です。
倉密メルカは測定タイプの未来視。
目に映った未来を測定し、自分の行動で実現させることのできる能力。
未来が決まってしまっているので、選択肢がありません。
未来はあやふやだからこそ価値がある。
そのとおりですよね( ̄ー ̄)
{/netabare}
このシリーズはストーリーや世界観が難解なのが特徴ですが、未来福音は外伝的なポジションでもあるからなのか、とても分かりやすいです。
歴代のシリーズのファンには少し物足りなさを感じるかもしれませんが、頭の悪い自分にはこのくらいがちょうどいいですww
主題歌は「アレルヤ」。
このシリーズの主題歌はどれもホントに素晴らしい!
梶浦さんのつくる音楽はスゴいですね。
作画・演出ともにさすがはufotable。
歴代のシリーズと同じくとってもきれいで美しいです。
この未来福音は本編とextra chorusという2本立てになっています。
extra chorusは約30分ほどの短編で、1章 俯瞰風景と3章 痛覚残留を見ているとよく理解できます。
全体的に分かりやすい話なので、歴代のシリーズを見ていない方にはこれを見て興味を持ってもらえたら嬉しいなぁと思います。