偽ニュー隊長 さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
隠れすぎた秀作(87点)
全26話
オリジナルTVアニメ
個人的満足点:87点
アニメ系統:SF&ラブロマンス
昭和44年を舞台に主人公まりんと生態兵器メランとの絆と愛を描いています。
序盤はギャグアニメばりの展開を見せるのですが4話あたりから
なかなかの鬱展開を繰り広げてくれます。
しかし、主人公まりんのキャラが明るく(ある意味異常ですがw)
ポジティブなためにそこまで追い込まれるような感じにはなりません。
また、各鬱展開も怒涛のように追い討ちをかけるようなものではなく、
それぞれでそれなりの救いがあるのも重くなりすぎるのを防いでいます。
(これ設定だけ並べたら主人公の不幸ぷりにさすがに引きますw)
さらに、主人公補正も高めでご都合主義も散見されます。
極めつけは「コスモス」という物なのですが、
それは見てのお楽しみということでw
と、なんだか鬱なのか鬱じゃないのか良く分からないアニメなんですが、
そんなことは別にどうだっていいんです。
このアニメの本質は冒頭に書いた通り、まりんとメランの絆と愛につきます。
結構えげつない展開を乗り越えていく間に2人の間に生まれる絆、
やがては愛に変わっていく様を楽しむアニメかと。
この部分を楽しめればラストシーンには間違いなく感動するでしょう。
{netabare}
私の場合は感動すると同時にやりきれない気持ちでいっぱいになりました。
2人にとって本当に幸せな方法ってあるのだろうか?と
2人には本当に幸せになって欲しいと。。。
{/netabare}
兎にも角にもラブロマンスにピンと来たら一見の価値ありですよ。
と、まあ色々書いてきたが
つまり、何が言いたいかというと
「あっはーん」が癖になるw