ローズ さんの感想・評価
3.4
物語 : 2.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
僕と契約して魔女になってよ/人◕ ‿‿ ◕人\
普通の高校生活をしていた多華宮仄(たかみや ほのか)だったが、「工房の魔女」と「塔の魔女」との戦いに巻き込まれてしまう。
ある日、多華宮が窮地に陥ったときに学校の絶対的マドンナのような存在だが「工房の魔女」の1人である火々里綾火(かがり あやか)が多華宮を守るようになる。
このようにして多華宮と火々里との新しい関係が築かれる事となった。
話の本筋としては魔法を使ったバトル物なのですが、笑える要素が多々あります。
通常よりも大きいウサギや巨大なぬいぐるみの戦闘行為などは一例でしょうか。
ぬいぐるみの普段は愛らしい外見とは裏腹に戦う行為自体、発想が面白いと感じます。
(制作スタッフにプロレスのファンがいると思うのは自分だけではないはずです)
魔女にしては少し間抜けな人達が多いので、そこも作品の魅力の1つでしょう。
魔女以外にも遊びと思われる どこかオカシイ場面が出てくるのは意図して作っているのでしょうか^^
本来であれば魔法物としてバトルを楽しむのがいいのでしょうが、自分にはコメディー作品に感じました。
詳細にジャンルを分けるのは、視聴する人によって受け止め方が違うと思うので難しそうです。
普通に町や建物が壊されるのが日常だとするとバトル物かもしれません。
しかし、コメディーだと思える理由の一例にED曲があります。
登場する人物が抽象化されて作中とは変わりますし、軽快なリズムが頭を離れません。
作品の中身よりもED曲のほうが楽しみなのは自分だけかなぁ^^;
ヒロインである火々里が無表情なのは気になります。
もう少し喜怒哀楽が表情に出ればいいと思うのですが……
所謂、クールビューティーというやつを狙ったのでしょうか。
色々な出来事が起きても表情を変えずに淡々と戦い淡々とデレるばかりだと怖い感じがします。
いつも火々里に反撃されている集団のほうが愛嬌があって人間味がありますね。
上手に表現できませんが、見ているうちにクセになる面白さ。
ハマる人もいればハマらない人もいるでしょう。
色々な見方があると思いますが、自分はコメディーとして受け止めて視聴しました。
ストーリー云々よりもキャラを楽しんだほうがいいと思える作品でした。