ranice さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
欲張りすぎかも・・・
Keyの作品に好感が持ってるし、評価も高いので期待して見ましたけど...
「萌え」、「学園」、「ライブ」、「ギャグ」、「感動」、「友情」、「恋愛」、「家族」、「バトル」など色々売り要素狙い過ぎて、方向性を見失ったのが残念。
主人公たちは生前理不尽な人生を送り、若くして死んだが、死後神に復讐するために団体を作って共に行動する。死後世界の設定は面白いが、神への復讐にしては主人公たちのやっていることは大袈裟な悪戯しか見えない、特に最初食券のことわけがわからない。結局戦線の作戦というよりただのサークルの部活。
{netabare}なぜ彼らは勝手にかなでのことを天使だと思い込んだか?なぜかなでは彼らの誤解を解かなかったのか?なぜ戦うことになったのか?なぜ彼女だけangel playerを持ってるのか?なぜ音無が先に死んだのにかなでが先にあの世界にいたのか?最後まで見てもわからなかったし(私の理解力が乏しいかもしれません)。{/netabare}
それにキャラが多すぎたせいか、各キャラの人物描写が浅くて、感情移入ができないため、{netabare}最後にみんなが消えるとき、{/netabare}あんまり感動しなかった。とはいえ、作画はきれいだし、バンドの曲も好きだし、{netabare}臓器提供もいい話だと思うが、{/netabare}ただネタと個性的なキャラを生かしきれなかったのが勿体無い気がする、せめて2クールがあれば、構成ももっと上手くできたはず。
同じ1クールとして、死後世界もの「灰羽連盟」、学園もの「涼宮ハルヒの憂鬱」(ゆりっぺもなんかハルヒに似てる)、感動もの「あの花」はよくできてる。