nani-kore さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
くぅ、泣ける。。(´Д`);;
和風ロミオとジュリエットとして名高い本作、タダの悲恋物としてあなどるなかれ。。つーか、侮っていたのは自分か?
侮っていた訳ではないと思うけど筋は知っていたし、ここんとこパチンコの看板等で良く見かける、弦之介様のお顔が全く好みでは無かった(濃すぎて;)ので、何となく視聴を避けておりました。
申し訳ございませぬ、弦之介様。。
私のみならず、あの濃ゆいキャラの顔が苦手なアニメファンも多いかと思いますが、作画はとても美しくて迫力があり、アニメが好きなら一度は観るべき最高傑作といえるでしょう。
迫力といえば、第一話のバトルシーンがスゴかったです。
人間同士の肉弾戦というよりは、もはや妖怪大決戦という感じでしたが;
忍者達はみな常人を超えた異能の超人ぞろい、見た目も妖怪のような方々もおりますが、美男美女もおります。
弦之介様(一応美男だけど)の濃ゆい顔は苦手だけど、第一話から登場する夜叉丸はなかなか美少年で、私の好みでした(*^ ^)~♪
くの一達は美女ぞろい、お好みに合った個性のコも見つかるかと思いマス。
その後の彼らの運命を辿ると、萌えた心も涙にくれるのでしょうが;;
忍術・策謀をつくし、殺し合う忍者達。
『愛しい方よ、死に候へ』
憎み合うから愛が極まるのか。。
血戦の口火を切った弾正とお幻の宿命は、孫の弦之介と朧と似通っているようだけど、全く違うものだと思います。
弦之介と朧の純粋さ、若さゆえの選択だとも。
若いから純粋で美しい。
見た目だけではなく、心もそうなのだと。
人は年齢を重ねると、生きていく上でのしがらみや苦しみの中で、かつて分かち合った美しい想いも変わってしまうのでしょう。
世の中は単純ではないから、純粋な美しさが正しいとは限らないけど。
一緒に戦う忍者たちにも、それぞれの想いが交錯します。
二人だけの切ない恋情がベースでないところが、本作「バジリスク」の魅力ではないでしょうか。
血で血を争いながら、情の深さを捨てきれない、優しい朱絹。
敵への憐憫を抱きながら、冷酷な任務を全うする左衛門。
忍びである前に女でしかなりえない、激しくて悲しい陽炎。
それぞれの想いを織り交ぜ、美しく残酷で悲しい物語が彩られます。
人間らしい感情を捨てきれない忍者達の中、特異なのが薬師寺天膳です。
この天膳、笑っちゃう位あくどい。
そして、この命を懸けた極限において、緊張感がない位いやらしいので、思わず何度も吹き出しそうになりましたw
実にイイ味出してる悪役ですww
伊賀への恨みを抱くにあたって、天膳にも悲惨な過去があるっぽいですが、回想シーンだけで良く分からず残念。
刑部みたいに時間をかけて、懇切丁寧に教えて欲しかったです。
いかに悲惨な過去があっても、絶対同情はできないだろうけど~ww
切なさを煽るOP&EDは名曲です。
くぅ、泣ける。。(´Д`);;
感動を求める全ての方にオススメしたい、素晴らしいアニメでした!