「宇宙戦艦ヤマト2199(アニメ映画)」

総合得点
66.6
感想・評価
281
棚に入れた
1035
ランキング
2805
★★★★☆ 3.9 (281)
物語
3.9
作画
4.1
声優
3.9
音楽
3.9
キャラ
3.8

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やっぱり!!のり塩 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

昭和の人気スター作品★

■評価
テーマ性    :★★★   3.0
艦隊戦度    :★★★☆  3.5
新しい度    :★★★☆  3.5
昭和度     :★★★☆  3.5
おススメ度   :★★★☆  3.3

■ストーリー
西暦2199年地球はガミラスからの星間爆撃により、滅亡まで
約1年まで追い詰められていた。そんな中、古代進をはじめとする
地球人たちはイスカンダルからの使者から破壊・汚染された地球を
元の状態に戻すコスモリバースシステムを存在をしる事となる。
地球人はシステムを入手するため宇宙戦艦ヤマトを建造し、未開の地
である惑星イスカンダルを目指し、終わりなきガミラスとの戦いの
旅路に出発する事となる。はたして旅の結末はどうなるのか…。
青き地球を取り戻す事はできるのか?
(私が視聴したのはアニメシリーズの方になります。)

■感想
幼少期にお正月か何かの特番で原作ヤマトを視聴し、物語終盤の
シーンでトラウマになった者のレビューになります。
本作は原作を大幅リニューアルし、キャラおよびストーリーに
かなりの変更を加えられたとの事で、往年の人気とファンを
抱える作品を相手に勇気ある挑戦がなされた作品であり、個人的には
結果が良かれ悪かれ賞賛をおくりたいと思います。

率直な感想として、まっとうに楽しめる正統派SF作品では
ありますが物語に深みがなかったというのが感想です。
まず本作は作画と音響が素晴らしいです。明度のはっきりした
世界観やヤマトの作画と、日ごろヘッドホンで視聴してますが
擬似サラウンド効果が利いていて音響面でも楽しませてもらいました。
敵将ドメルとの銀英伝を彷彿とさせる戦いの雰囲気は圧巻でした。

また悪い点もいくつか上げられます。
作品のテーマとしては『地球と愛』だと思いますが、キャラ増加に
ともない作中の物語性やメッセージが薄まってしまった事、新しい
世界観と昭和的な雰囲気にミスマッチさを感じてしまった事、そして
掴み処のないデスラーは個人的に残念でした。
批判がされそうですが、乗組員一人ひとりの地球に対する想いを
モニュメンタリー形式で描いたら、各キャラが際立ってもっと
面白かったのではないかと感じます。
私的には2013年キャプテンハーロックの方が面白かったです。
(新見センセーの眼鏡姿だけはグッときましたφ(◎-◎;)カワユイ・・・ )

総じて、職場に『俺の体の鼻から下は宇宙戦艦ヤマトでできている』
という50代の大先輩がこの作品は素晴らしいと言っていたので、往年の
ファンの方には新しい味のヤマトを堪能できるのではないかと思います。
(ちなみに残りの鼻から上はハーロックと銀鉄999で出来ているとの事)

ご拝読有り難うございました。
アニメって本当に良いもんですねぇぇぇ。

投稿 : 2014/04/29
閲覧 : 381
サンキュー:

19

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