ローズ さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ダイミダラーが活躍するたびに町が破壊されるのですが……
人類に迷惑をかけるペンギン帝国。
ペンギン帝国に対抗できるのはHi-ERo粒子(ハイエロリュウシ)を使った巨大なロボット・ダイミダラーのみ。
女性に破廉恥な行為をする事によってHi-ERo粒子を発生させる事ができる真玉橋孝一(まだんばし こういち)と孝一にHな行為をされる相手の楚南恭子(そなん きょうこ)がコンビを組み、ダイミダラーを使ってペンギン帝国と戦うのであった。
まず、前尻尾という考え方が斬新的。
普通であれば男性のHな箇所を想像してしまいますが、ペンギンの尻尾という事で言い訳ができます。
普通に見ればダメな部分ですが、発想の転換ですね。
1クールに1作品はあるエロ枠作品。
オブラートに包んだ作品もありますが、本作品は直接的。
胸を揉む事によって力が増えるなんて……
ここまで徹底していると頭の中の?という思考よりも返って清々しい気分になります。
本作品でも肝心なところは光補正されているので、光補正無しを見たい方はBD/DVDなどを購入やレンタルして下さい。
そこまでしなければいけない作品とも思えませんが。
最後には何が健全なのか考えさせられる事があります。
確かにエロは風紀を乱し、社会を無秩序にするのかもしれません。
しかし、エロなど人間の欲望は生きていくうえで必要不可欠なもの。
何の楽しみも無い世界なんて退屈でたまらないでしょう。
エロ肯定派とエロ否定派に分かれていたとしてもバランス感覚がないといけないのだと思います。
ただのエロ枠作品だと思って軽く見ていると最後に考えさせられるので頭が混乱するでしょう。
まあ、アニメという娯楽作品なので、そんなに身構えずに楽しむ事が重要なのだと思います。
生きていくうえでエロ(欲望)は必要だと再認識させられた作品でした。