Lovin さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
見た感じ
■概要{netabare}
原作:梅津泰臣
監督:梅津泰臣
シリーズ構成:梅津泰臣
キャラクタデザイン:梅津泰臣
制作:アームス
話数;2クール全26話
OP:「JUSTITIA」
by Lia
ED:「BLUE TOPAZ」
by 田辺留依
{/netabare}
■感想
TV放送を視聴。MEZZOに似たキャラデザだと思って調べたら同じ方だった模様。
魔術がつかえる人種が居る、ということが一般的な時代で、法的にも整備されているという設定。魔術を拘束する手段も普及してはいるが、作中では魔術を使う人間の暴走振りを描くために破壊されるというのが主な役目だったりする。そんな世界ってパワーバランスが安定していると言えるのだろうか。
主人公は過去に起こった事件?事故?、そこで失った大事なものを取り返すため弁魔士となった少女。自身が事故の中心であるにも拘らず一切記憶がない。弁魔士という仕事の傍ら自身の過去に迫るための活動は、早く取り戻さないといけないという焦燥感から思うように進まない。
そうしているうちに彼女の周りで幾つかの人影が暗躍していることに気付き始める-。と、序盤は何ともいえない期待と、監督さんが前回手掛けた作品の後味から来る何かとが入り混じるが、それなりにワクワクできたと思う。
ただ主人公達が連れていた喋る動物、蛙だとか鶏だとか豚だとか、あれは何か意味があったのだろうか。若本さんの蛙などは料理を作ったりしていたが、他には余り記憶がない。基本弁魔士事務所の別室であーだこーだと喋ってるくらいだった。
MEZZOにしても、ガリレイドンナにしても、本作品にしても、この監督の作品には何時もそれなりのインパクトを感じる。しかし何故かそれが最後まで持続しない。ガリレイドンナは大人の事情が邪魔をしたとは思うが、MEZZOなどは視たのがかなり以前過ぎて、ラストシーンを覚えていない有様だ。
のめり込む事が出来ればそれなりに盛り上がることが出来るラストシーンだと思うが、何の因果かガリドンと同じ・・・なので評価し辛い。「面白かったのか」と聞かれれば「まあそれなりに」くらいの答えしか思いつかない。