ゆ~ま さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:途中で断念した
4話まで鑑賞。毎週観るのに、心構えが必要です。
原作未読。但し放送を追い抜かないようにコミックスを読んでいます。
4話鑑賞後-----
{netabare}
「友達とけんか」ということで、どんなきっかけ?と期待半分不安半分でおりましたが・・・これまた辛かったです。
ごく普通の男女でこんな展開ならば、「みっともない」とか「しょうもない理由だ」と切って捨てるところですが・・・。この物語の主役2人の関係性は普通では無く、むしろ好意を持ち好意を持たれる程に距離が近づくことが無くなるという、厳しい物なわけで。いくら長谷君が藤宮さんの記憶のことを失念していたとは言え、そりゃ嫉妬(?)をしてしまうでしょう・・・。自分の周囲のことは自然に覚えているのに・・・。
更にはそのまま、次週には日記を読んでいない彼女と対面して・・・。
と・・・ここまで観てみて、記憶が維持できないことが、ここまで過酷なことになるとは全く予想していませんでした。
一番大切にしたい人の中には自分の形が無く。
大切にしたいはずの人のことは日記というアイテム無しでは思い出すことすらできない(今のところ)。
もし自分がどちらかの立場だったら・・・心が折れているでしょう。
{/netabare}
3話まで鑑賞後-----
{netabare}
詳しい情報は無く、記憶障害(と表現して良いのでしょうか?)を扱った物語ということを知った上での視聴になりましたが・・・これは心にきますね。ここ数週、観るのにどれだけ覚悟をしていることやら。
こういう障害を扱った作品は多いのでしょうが、個人的には・・・観るのは多分初めてだと思います。だからでしょうか、1話がかなり衝撃的で感動してしまいました。何も解決していない、「一歩目」と呼べるかどうかも怪しい、2人の「歩み」がスタートした回なのですが・・・。EDの『奏』が雰囲気と合っていて、泣けてしまいました(『琴浦さんED』的な感じ)。
ここまでで一番印象に残っているのは、2話にて。月曜日に記憶がリセットされて、日記を読み返して学校に行く藤宮さんですが・・・。出来事はともかく、肝心の長谷君の姿が消されたように思い出せない。あの場面。
『日記をつける』という方法は過去に試したことあるのでしょうが、それでも、その部分だけが抜け落ちてしまっていることへの衝撃はかなりの物でしょう。ましてやその事実を告げられた長谷君の心中も・・・計り知れないことと思います。
こういうテーマの作品に対してする評価ではないと思いますが・・・面白そうなので継続して視聴したいと思います。興味深いというのが正解でしょうか? どっちも失礼な気もします。
一定時間(期間)で記憶がリセットされる。彼女の場合は『楽しかった記憶や人物』という条件付きなわけですが・・・これはこれでピンポイント過ぎて、辛いのだろうな~と。とりわけ記憶方面に問題の無い身では、幾分も理解することはできていないのかもしれませんが・・・。
ED曲の『奏』。どこかで聴いた曲(EDクレジットを見て、見覚えある名前)だと思ったら。なるほど、スキマスイッチでしたか。元歌には失礼ですが、女性ボーカルが好みなので、藤宮さんのカバーのが聴きやすいです。
{/netabare}