退会済のユーザー さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:今観てる
王家のモンド(リウツト)コロ
番宣のイメージカットが主人公だけで、いまいちイメージが掴めず、第一話のオープニングも主人公だけで、生き生きとしているけどなんでかな〜?と思ったら。一話ラストで、主人公の嫁入りした相手の王が登場して、その姿でなんとなく趣旨が掴めました。
(二話以降のオープニングは変わって、華やかですね。)
ああ…これは…「花とゆめ」だなぁと…
(アンタ花ゆめの何をわかってんのさ!?)
と問われれば
まあ、そんな時代もああーったねと…いつか…笑ってはなーせるわー
ってなんで薬師丸ひろ子?
いやー、色々、多々、気恥ずかしくなっちゃって…
(恥ずかしいって何ですか?あなた!バカにしてんですか?!)
いやいや、趣味嗜好にイチャモンをつけたいわけではないのです。いろいろな趣味嗜好はあって良いし、趣味嗜好以外の世界の描写の仕方も丁寧…かな?これから次第か。
うーん、すごく可愛らしい話。需要と供給のバランスがとれていると思います。
気恥ずかしくなるくらい「相手があって大事にしあいたいこと」をたくさん詰めこんで包んでいく世界。乙女ですよ!
だってね、花が飾ってあるんですよ。
「わぁっ、いつもありがとう、私こういう花大好きっ!」って召使いに声をかけると、
{netabare}「いいえ、それは陛下がいつも御自分で…。姫の心を慰められるかと」
ええっ…?!アイツ、いつも生意気なことばかり言ってたのに、仕事に追われて自分の時間なんかままならないはずなのに…それなのに、あたしのために?! {/netabare}
そしてダメ押しで執事が
{netabare}「薬なしでは後就寝されなかった陛下が、あなたが来てからは不思議とお眠りになるようになったのです…」 {/netabare}とかなんとか
ヒョエー
競技場の真ん中や大衆の目の前でパワーを出して世界を救う!って男のコ漫画と対になるように
不思議な力をもつディーバになって孤独な王子を癒す!でも自我は大事なんだからねっ!って女のコのためのお話ですね。
姫が雨を降らせるただならぬ力を発するために歌う歌は、もう少し神秘的でもよかったのではと思いましたが、王家を舞台にしながらも身近な男女関係の温かみを描きたいようなので、ポップスでも親しみがあってよいのでしょうかね?
うーん、恋愛絡んでなかったら、この颯爽とした姫様は好きなんだけどな…
恋愛絡むなら、情けない話が好きなので…
安心感や王道感(まさに王道)がありすぎるかなぁ。
ドキドキの一環として失脚とか財政破綻とかあるのでしょうか。