みのさん さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
みんな揃って、よう泣きますわ(笑)
個人的満足度:A
タイトル通り、色んなキャラ、みんながみんな涙を流します。
しかしこの作品、その涙で伝わるものが強いです。
「かるた」と聞くと、どうしても遊びというイメージがあったのですが、主人公の千早含めてみんな違うんです。熱い思いがひしひしと伝わってくるんです。
だから涙する時にその涙の重さが感じ取れてしまうのです。
そこいらの作品の安っすいお涙とは一味違うことを主張しておきます。
しかし「競技かるた」というマイナーなものでここまで観る側を熱くさせるとはあっぱれです。なんとなく「ヒカルの碁」を思い出しました。
雰囲気としては似ているかもしれません。
作画も綺麗。
人物は本当に綺麗なのは勿論なのですが、様々な感情を表情の作画が見せていると思いました。
涙する一連の変わりゆく表情、時にはギャグパートらしく愛嬌たっぷりのいい意味での崩した表情など。
ぜひ注目してもらいたい点です。
あとは声優さんもグッド。
実際のかるたの読み方など私は一切知らないので、正しい評価は分かりませんが、あの独特な和歌?の読む間や抑揚など難しかったのではないかと思いますし、既に散々主張している涙の演技も良かったです(#^.^#)
キャラもみんないい人ばかりで嫌いなキャラとか全くできなかったので良かったです。
ただ主人公の千早のメンタルの弱さと言うか、メンタルが競技に出るのは理解できますが、ことごとく裏目に出るよう描写されますので、主人公無双!な感じはあまり期待しないで頂きたい(笑)