「それでも世界は美しい(TVアニメ動画)」

総合得点
77.2
感想・評価
1160
棚に入れた
6492
ランキング
639
★★★★☆ 3.8 (1160)
物語
3.7
作画
3.7
声優
3.7
音楽
3.9
キャラ
3.8

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fjt283 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

異色の"歌"アニメ!

※4/24現在、放映中につき未完結の為、評価は完結後に行う予定です。


さて、表題の「歌アニメ」ですが、完全に私個人の勝手な解釈でありますw
一応、自分なりの解釈としては、作品の主題となる部分に音楽、それも声楽が大きく関与しているアニメ作品である。というものです。
わかりやすい例を挙げるとすれば、「マクロス」シリーズがそうです。ギルティクラウンなんかも、あるいはこの部類に入る作品かも知れません。

では、なぜ「異色」なのかというと、まず一点目に、このアニメの原作が少女漫画であることです。
勿論、同じように少女漫画原作で、かつ、歌をテーマにした作品がないわけでは決してないでしょう。
が、その多くは「芸能としての声楽」という立ち位置の作品が殆どで、音楽を媒介とした特殊な能力によって、周囲の他の精神に影響を与える。という作品は殆ど見たことがありません。(私の短いアニメ・漫画鑑賞歴において)
主人公である女性が、声楽を用いた特殊能力によって周囲に影響を及ぼす。という特徴は、かなり珍しいと言えるでしょう。

二点目は、ズバリ演者と歌い手です。多くの音楽面に力を入れたアニメ作品においては、キャラクターを劇中で演じる声優と、実際に歌う歌手を分ける手法をとっています。
これは、売りである楽曲の魅力を高めつつも、アニメがアニメとしての完成度を損なうことを避けるという意味では非常に効果的な手法かと思います。
しかし、そこにはどうしても矛盾が生じます。劇中の声と歌の声が違うことです。
これを解消するには、やはり、演者と歌い手を統一しなければならない。でも、そうすれば劇中の、若しくは楽曲のクオリティが若干ではあるが下がってしまう。(勿論、歌の上手い声優・演技の上手い歌手がいるにせよ)
ジレンマでした。
ただ、この作品は違います。正確な意味でのデビュー作とは言えないかもしれませんが、主人公を演じる「前田玲奈」さん。彼女は本物です。
演技も、歌も、その迫力は彼女がわずか24歳であるとは到底思えないほどです。
一度は騙されたと思って見てみてください。きっとファンになります。

これまで、たった3羽しか視聴しておらず、最終話が放送されたのちにレビューを改める可能性は大いにありますが、少なくとも、私は、この作品は視聴するに値する作品だと思います。

投稿 : 2014/04/25
閲覧 : 197
サンキュー:

3

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