ninin さんの感想・評価
3.1
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
魔法少女セシル(酷評注意)
全12話
魔術を用いる人間(ウド)が犯罪を起こし逮捕され法廷で裁かれるときの弁護を行うのが弁護士ではなく弁魔士で、最年少の弁魔士で主人公の須藤 聖知(すどう せしる)を中心に描いた作品です。
OPと1話の作画、CGの凄さに期待せずにいられない作品でした。
キャッチコピーが「須藤セシル、入廷します!」という割には、法廷のやり取りを割愛していることが多いのが残念です。
また頻繁に魔術を使うのが主人公と同じ弁魔士たちということも腑に落ちない点ですね。{netabare}警察には魔術使いがいないのです。{/netabare}
後半はセシル中心に弁魔士という設定も生かされないまま物事が進んでいきます。
弁魔士というより「魔法少女セシルまたは魔導士セシル」の方がしっくりきますね〜
詰め込みすぎて謎は謎のまま{netabare}(もよの正体やセシルのお母さんのこと){/netabare}、すっきりとしない内容だったため、この作品の監督が作った「ガリレイドンナ」と同様、観終わった後に爽快感がありません。
、
他のレビューワーの方も語っている方が多いですが、作画も期待が大きい分徐々に崩壊してきて残念ですね。
今回は弁魔士の活躍を中心にして、少しセシルの過去を匂わせながら、次に(次があればですが)繋いだ形の方がスッキリしたと思います。これでは、どっちつかずで中途半端な感じがしました。
お話を詰め込みすぎて、多くのキャラを生かせていない残念な作品でした。(使い魔もちょっと活躍しましたが、何のための使い魔なのか分かりませんね)
最初に期待した分、あまりにも目に付いたため酷評ばかり書いてしまいました。ファンの方すみません。
CGは見応えありましたが、オススメできない作品です。
最後に、OPでLiaさんが歌っています。久しぶりに素敵な歌声を聞きました。