いおりょぎ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
キャラの違和感はだいぶ良くなったような気がします(*^_^*) 緻密な作画は維持されて、全体的に印象UP(6話まで感想)
6話まで視聴しました。
良くなるはずが無いと思っていたキャラの表現に良い変化があったので、再途中レビューすることにしました。
前回、無表情なキャラをだいぶ酷りましたが、5話あたりでかなり印象が変わりました。
お話のシチュエーション上、キャラを上手く表現しないといかない回だったのですが、明らかに意図的に表現を変えてる感じを受けました。
すごく印象が良くなりましたよ(*^_^*)
宇宙服の違和感は変わらないですけどね・・・。
ストーリー的には、展開が読めずハラハラしますが、キャラが改善された分、全体の印象も良くなって、期待も高まってきました。
今後の展開に期待です!
以下初回レビューです。
原作未読。
2話まで見ました。
個人の価値観が多分に含まれておりますので、お好きな方には酷評になりますので、ご了解願います。
まず「攻殻機動隊」みたいな作画がすごく印象的ですよね。
それもそのはず、「Production I.G」のCG部門は、本作の「ポリゴン・ピクチュアズ」が多くを手掛けているようで、既視感が強く出る訳です。
全く関係ありませんが、かなり昔の整髪料のCMで、タラちゃんボイスで「スーパーハードっランラランラランララン」っていう歌で、一斉を風靡した「イワトビペンギン」のキャラを作った会社だそうです。知らない方ごめんなさい。
えっと、メカデザインも緻密で好みですし、ロボバトルの動きもCGを上手く使っていて見ごたえあります。
世界観も作画もとても好みで、冒頭シーンからは、ワクワク感が高まった作品だったのです。
が、2話まで見てキャラクターの動きが、あまりにもぎこちなく強烈に違和感を感じています。
キャラデザインが悪いとは思いません。
2話までで、そういうキャラ設定なんだと理解しました。
違和感は、ほぼCGに頼り切った、キャラの動きや表情にあります。
作画のイメージが近い攻殻機動隊では、キャラそのものが電脳という背景を背負っているため、必然的にキャラの描写に徹底的に力が注がれています。
表情や動きも超密度が求められ、それが本当に上手く表現されていたんですよね。
一方本作では、一応ロボットがメカの主役なんですよね。
もちろん、それを操縦するキャラにも力を注ぐべきところですが、あまりに表情の無いキャラに一種の気味悪さを感じます。
個人的には、「アンドロイドやコンピューターが喋ってる」と思ってみた方が却ってスッキリして、いいかもと思います。
驚いたことに、声優スタッフは著名な方たちが出演されてます。
主人公「谷風」は、逢坂良太さん、サブキャラ陣には、洲崎綾さん、豊崎愛生さん。
また、まだ出て無いと思いますが、あの草薙素子役の田中敦子さんまで出るようです。
EDのテロップが流れて、声優スタッフを知った時は、「えっ、出てたっけ・・・」といった、ちょっとした衝撃がありました。
キャラがこれだけ表現力が無いと、如何なる声優さんでも、いい演技をするのは難しいという事だと思います。
変な比較ですけど、攻殻機動隊の「タチコマ」やガルガンティアの「チェインバー」の方が、よっぽど人間的です。
同じくフル3DCG作品では「蒼き鋼のアルペジオ」がありましたが、本作とは対称的なキャラ表現で、CGも悪くないと思ったものですが、本作には真逆のものを感じます。
これからキャラが急に良くなるはずもなく、この点に関しては諦めて視聴するしかなさそうです。
あと、不自然なウェザリング(汚し)ですね。
真っさらな綺麗な制服着てるのに、宇宙服はボロボロ。
これに何の意味があるのか分かりませんが、違和感を増幅させるのには充分です。
作画もメカも悪くないのに、かなりもったいないと強く感じます。
ストーリー的には興味があるので、視聴継続しますが、ポリゴン・ピクチュアズが別の作品を作るようなら、キャラクターに対する概念を転換することを強く望みます。
キャラは本当にもったいなけど、好きか嫌いかで言えば好きな方なので、とんでもないことにならない限り、最後まで視聴する予定です。
終わってないのに、ここまで酷るのは期待の反比例なのだと思います。
まだ2話なのに、しょうもない愚痴にお付き合い頂き、本当にスミマセン(>_<)
最後まで見たら、改めてちゃんとレビューします。