蓬(Yomogi) さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
タイトルなし
オチがオチですらなかった…。ニール様って…。そういうのなしでお願いしますよ…。
設定としては悪くない。結局何がやりたかったんだ、と乙女ゲーム原作のアニメに言うのは野暮だろうな。
OPはシンプルながら中毒性もあるし結構気に入っている。EDの曲も良い。
突っ込みどころのあるキャラクタなども伏線回収があると思っていた。しかし…。
ということで自分の考えたオチを載せます。
第一話アバン。子供時代の記憶断片。
時間が飛んで7月31日夜にA軸でヒロインは何者かに殺されそうになる。1回目ジャンプ。
→アニメスタート
8月1日からB軸ハートの彼スタート。幼なじみで彼氏だったらしいが事故でヒロイン死亡。2回目ジャンプ。
C軸スペードの彼スタート。ファンで彼氏だったらしいがヒロイン事故で死亡。3回目ジャンプ。
D軸クラブの彼スタート。先輩で彼氏だったらしいがヒロイン事故で死亡。4回目ジャンプ。
E軸ダイヤの彼スタート。幼なじみで彼氏ではなかった。監禁されるがヒロイン事故で死亡。5回目ジャンプ。
A軸に戻り8月1日朝からスタート。A軸の記憶は失っているので元いた時間軸とは気づかない。
ハートからダイヤまでが彼氏ではなく、ヒロインは生き延びれそうになるが、実は全員が犯人で31日夜に緑ロン毛は殺害されていて、その彼女であるヒロインを31日に殺しそびれ、再度殺そうとしていた。
31日夜に緑ロン毛を救うため、ヒロインは自分の意思でジャンプ。
A軸31日夜に出現し緑ロン毛の死亡を回避すると、今度はヒロインが強制消去させられそうになる。
同じ軸の同じ時間は体験できないのでオリオンはヒロインを誰も死なない、犯罪者にならないA’軸にジャンプするか問う。そのためにはオリオンは消滅しなければならない。
実はオリオンは子供の頃ヒロインに結婚を申し入れ、事故で死んでしまった幼なじみでその頃の姿のままだった。(第一話アバンとリンク)
そもそも最初のジャンプはそのオリオンが死んだショックからA’軸からオリオンの存在しないA軸への、子供の頃の現実逃避だったのだ。
ヒロインが超意志薄弱なのも子供時代をスキップしていたため。
現実を受け入れ本来のA’軸に戻ることにしたヒロイン。
本来の軸のジャンプした子供時代からスタート。
ラストは数年後、ヒロインがハート、スペード、クラブ、ダイヤ、緑ロン毛+成長したオリオンに良く似た青年に出会い、バイトや大学生活をスタートさせるとところで完。
あースッキリ。(タイムリープとか時と人三部作とかに似ちゃうけどさ)
伏線は回収する気がないなら張らないで…。
関係ないですが、こういう意志の弱そうなヒロインは名塚さんのはまり役だと思う。
さらに関係ないですが、ヒロインたちが合宿に使ったホテルが自分のお気に入りのホテルなので凄く吃驚。何で選ばれたんだ?