pister さんの感想・評価
2.6
物語 : 1.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
裏事情は考えたくないんだが
見る前からストーリーは酷いと聞いてたし、実際酷いのでここは敢えてストーリーについてはスルー。
物語が酷いのだったら、じゃあ視覚表現はどうなのよ?という部分に注目してみてみた。
結果は…
これも酷かった。
いや動いてはいるんだけどね…なんつーか、見栄えのいいシーンだけツギハギした感じ。
最初に「ん?」って感じたのが監獄からの脱出シーン。
ビルの屋上に出たらガリレオ号が迎えに来て、次の瞬間にはコクピットに入ってるの。
え、どうやって乗ったの?かなり危険じゃね?
ってか搭乗シーンってひとつの見せ場じゃね?
そこは見所じゃない→だけど無視するワケにはいかない、って場合は昔の作品はトラクタービームで吸い込むシーンとかよく使ってたワケだけど、この作品ではそんなテクノロジー無さそうだし…。
そして極めつけはビルから落下した後の扱い。
ビルから落下したからといって追っ手をまいたことにはなってないハズなんだけど…。
次のシーンではてっきり捕まって、空賊のアジトにでも連れていかれてると思ったら、実際は追っ手をまいてガリレオ号に入ってんの。
2人とも元気に走り回れる状態ですら追っ手を振り切れなかったのに、三女が負傷した状態でどうやって逃げおおすことができたんだ?
尾行すらされてないって…だったら三女が元気なウチにやれよ、と。
数え上げたらキリがないので2例に留めとくけど、こういったチグハグな展開が作品全体でなにかと目立つ。
なんていうか…顔を殴ったハズなのに、次のシーンでは(殴られたキャラが)腹を貫かれていて勝負アリになってるような違和感。
こういったのって誰のせいになるんだろ、絵コンテ?構成?
実はこの作品、元は2クール予定だったけど急遽1クールになった、という噂を聞いてる。
そこら辺の事情も汲んでストーリーの出来の悪さには触れかった部分もあったり。
アクションシーンというか、場面の繋ぎにまでその影響ってこんなに出るもんなのかね?
無茶なスケジュールを組まされたアニメーターが反抗の意を示すためにワザと酷く作った、っていう噂もあるけど、もしかしたらホントかも知れない。