空野 落 さんの感想・評価
2.8
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
まともな人がいないのでいちいちイライラする作品
とにかくまともな人がいない作品。
現実にいるような性格を表現したいみたいだが、2次元特有のぶっ飛びキャラを足しているため。2・5次元のキャラになってしまっている。
最初は焦点が大学生活にあてられておりそこそこ面白かったが、後半は人間描写が移入できなくてイライラする作品
評価点
・ヒロインの加賀さんのキャラとか独特であり新鮮味があった。
・2次元くんとかはいいサブキャラであり良かった
・柳澤 光央と加賀香子の関係が個人的には良いラブコメだった
・大学生活を充実しており、良い意味ではっちゃっけてた。
問題点
・キャラクターが独特で一言でいうと「面倒くさい」キャラが多い
・万里の幽霊設定がテキトー。設定自体は悪くないが、後半では完全にテンポを悪くしている
・万里の行動が不明で、特に最終回の茶番はヒドイ
多田 万里
幽霊もちの主人公。最初は草食系の男子であったが途中から、メンへラになり、面倒くさくなる。色々言動がおかしい
柳澤 光央
友人ポジション。ある意味一番大学生活を満喫しており、恋愛も割合積極的。香子とは漫才できる友人に落ち着く。ぶっちゃけ最初のころのほうが好き。
加賀 香子
メインヒロインで面倒くさい女。現実にいそうなキャラで所々変。メンヘラな部分があるが、そこを許容できるかがキー
林田 奈々
リンダ先輩。まともなキャラっぽいが、なんか変。一応相談相手っぽいけど行動がおかしい。
佐藤 隆哉
2次元くん。色々気が利くキャラで、最終話にこの人がいなかったらうまくはいかなかっただろう。この作品において必要不可欠なキャラ
岡 千波
マスコットぽいが重要キャラ。他人の恋愛に文句を言う面倒くさいキャラだがまとも。香子と仲よくなれる猛者
NANA先輩
元ネタ通りのキャラ。主要キャラの中では一番の男前キャラ
総括
前半はそこそこ面白かったが、中盤から後半にかけては幽霊設定やら、回りくどい脚本やらでテンポが悪くなり、面倒くさいキャラ設定が重なりつまらなかった。1クールならそこそこ面白くなっただろうが、無理矢理原作も終わらせるようにしてはいけない。