chariot さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
戦闘シーンだけでも観て欲しい作品。
1話視聴。
謎の生命体とロボットで戦う話。(ざっくりすぎる・・・)
人類を脅かす「ガウナ」なる生命体。
ガウナを倒す事の出来る唯一の武器「カビザシ」を用いて戦う。
・・・ような感じ?
とりあえず1話は主人公が何やらいわくつきの少年な様子。
上層部の命令(?)でいきなりパイロット候補生に配属され、シミュレーターの成績は悪いものの実機での実戦投入され・・・
用語、世界観の説明不足は否めない1話。
細かい設定の多い作品ではよくある事なので以降の説明を待ちます。
CGによる作品で映像は綺麗ですが、キャラに個性が乏しい感じなので慣れるまではちょっと苦労するかも。
原作はBLAME!の方なので世界観はばっちりだと思いますが・・・話の収拾がつくかどうか・・・BLAME!はある意味ほったらかしだったので・・・まあ、一応セリフはちゃんとあるのでこっちは大丈夫かなあ・・・と期待してみたり。
予想ではボンボン人が戦死する予感。
出来ればグロ描写は抑えて欲しいけれど・・・
シリアス展開しか望めなそうですが、飽きさせない展開を期待します。
2話視聴。
戦闘シーンのスピード感がいいですね。
このクオリティで1クール頑張れるんでしょうか・・・と心配になるぐらい。
状況もいくらかわかって来たし、もしかしたらこれは大作かも・・・
原作未完の為、最後は上手くまとめて欲しいです。
3話視聴。
{netabare} 観終わった直後の正直な感想を・・・。
四天王、無駄死にですな・・・。
ガウナとの戦闘が初めてなので機体操縦技術だけでは補えない物もあると思うけれど、恋人を助けた隊長機消滅でチームの動きがバラバラ。
戦場で死ぬ事も覚悟出来ていない(仲間の死も同様)。
そんな人材4機でどうにかなる相手なのかな?
結局、隊長の死で全滅確定。
茶番すぎる・・・。
それを放送して訓練生に見せるのは何故?
勝てる気満々だった上層部にも落ち度がありそう。
この映像を見た訓練生たちがガウナを恐れ、死を覚悟出来てこそ、初めて対ガウナの戦略を遂行出来るのではないかな?
とか文句言いつつ、次回も楽しみです。
{/netabare}
10話まで視聴。
あと2話でまとまるのか心配になっておりますが・・・
原作を放送終わった所まで読みました。↓特に重要なネタバレは含みません。長くなるんで折りたたみ。
{netabare}作者の弐瓶氏は元々セリフの少ない作風の方ですが、いや、これホントにアニメ化成功例でしょう。
説明不足気味の原作を見事に補完してます。
映像も衛人が出撃するシーン、ガウナが破壊された時のエナが分散するシーン、素晴らしい映像美です。
更に特筆すべきは効果音。
細かいところまでちまちまと入れてあって手間かけて丁寧に作られています。
これだけこだわって作っていただけると感謝の言葉さえ出てきそうです。
現時点ではお気に入りコースですが・・・
さて・・・
最後の難関へ・・・
終わり良ければ全て良し。締め方だけは間違わないでいただきたい・・・
落合の話とか出しちゃって大丈夫?
まとめ切れる?
不安と期待が半々ですが残り2話、楽しみたいと思います。
エナ星白・・・可愛すぎだろ・・・(笑){/netabare}
11話視聴。
{netabare}巨大なガウナ集合体との対決。
圧巻の戦闘シーン・・・
なんだか人や熊に襲いかかる蜂の群れみたいな48機の衛人。
紅天蛾までまた出てきて・・・
どんどん赤く染まる操縦士一覧・・・
最終話、どう締めるか。待ち遠しいです。
仄(たち)役で出演中の喜多村英梨さんの歌うED曲「掌-show-」
歌詞に色々登場人物が混ぜてあるんですね。
閑かな星(星白閑)、長い道(谷風長道)、誘う(科戸瀬イザナ)、岐神の時空(岐神海苔夫)、仄かなヒカリ(仄姉妹)
どこもかしこも制作陣の愛情いっぱい。{/netabare}
最終12話視聴完了。
・・・何をどう言ったらいいのか・・・。
個人的にはドストライクな作品でした。
{netabare}物言わぬガウナの、しかしシドニアの行動次第で方向転換したり捕食した衛人に擬態したりして人類を脅かす存在の恐ろしさ・・・
一瞬の判断ミスで撃墜されてしまう緊張感。
管制官の女性の「○○機信号消失!」という声の悲痛さ・・・
小林艦長だけはなんだか能面顔だったけど・・・(いや、仮面してるんだけども) {/netabare}
ガウナ戦に於いての映像、演出、BGM・・・画面に釘付けにされました。
キャラデザが合わなくとも、ロボット戦が好きな方は是非戦闘シーンだけでも観ていただきたいです。
毎週楽しみで仕方ないぐらいの作品でしたが・・・
1点だけ。
2期やるのね・・・
これが微妙でした。
いいえ、2期、是非拝聴しますけども。
ただ、2期ありきの終わり方(伏線未回収)は好きな作品であっても好ましくはないです。
{netabare}特に最後の・・・エナ星白がいない!?という・・・
あれはないほうが良かったような。{/netabare}
戦闘が終わって、生還した仲間とまた笑い合える日常があって、それでいいじゃない?
なんでわざわざ最後に気になる謎をもう1個置いていくかね・・・
あとは出来たらヒ山さんを出して欲しかったです。
長道を母親のように心配して見守ってくれているヒ山さんが作ったご飯を食べるシーンなんか最後にあったら良かったのになあと。
・・・まあ原作ではきっとまだ続くからそこまでの達成感は出してないのかもしれませんね。
ともかく。
1クール本当に楽しく観られました。
万人に受ける作品だとは思いませんが、出来れば多くの方に観ていただきたい作品です。
愛情たっぷりに制作してくださったスタッフの皆様に、原作者様に感謝します。