タナボソ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
うさ好きくま好きそど子好きは全員集合
魔女同士による派閥抗争のファンタジー魔法バトルであり、
多華宮君(♂)がヒロインで火々里さんがヒーローなラブコメであり。
…と言った基本的なストーリーは個人的に割とどうでもよかったんですが、
キャラのドタバタや無駄に力が入ったアクションが楽しくて観ていました。
古くからよくあるドロンジョ一味やらロケット団やらの悪役たち。
あれよりさらにお気楽で遊んでるようにしか見えないKMM(ケモミミ)団。
反省会と称して普通にカラオケを楽しんでるだけだったり、
人んちの生活でもふつーに馴染んでたり。
特にたんぽぽちゃんが印象に残るキャラの筆頭。
実に安定のやられっぷりも笑えます。
演じる井澤詩織さんと言えば私的にガルパンのそど子こと園みどり子(&ゴモヨ&パゾミ)。
すごく楽しいイメージがあるのは
井口裕香さん演じる冷泉麻子による「そーどーこー」の影響もあるでしょうか。
その井口さんの出演は現時点でないものの、あと声優さん的においしいのは
くぎゅうううこと釘宮理恵さんかと。
アクションとしましては、単純にカッコイイのでご覧になっていただくのが早いと思います。
CGは、動画工房との共同制作マジェスティックプリンスのバトルが凄かったオレンジ。
SEなどの迫力も特徴。単純に音がデカイのでヘッドフォン使用時は注意のこと。
担当はガルパンの岩浪美和音響監督。
4話の巨大化したくまーとうさーが突如始めたプロレスも
やたら力が入っていてテンション上がりました。
スタン・ハンセンの「ウィー!」とか原作準拠なんでしょうか。
あの「ウィー」って意味不明だけど謎の説得力あるんですよね。
11話のぬいぐるみ肉弾戦は高山善廣vsドン・フライ。
いつだったっけ?とググったら2002年。PRIDE。
あの頃は自分みたいなのでも総合格闘技とか観てたんだよなあと軽く回顧してみました。
監督は水島努。
観た作品はガルパン、アザゼルさん、げんしけん二代目辺りですが、
いずれも面白かったので、次回作に期待です。
つかガルパンOVAの劇場公開が少ししたらあるんすよね。
あの音はぜひ劇場で聴きたい音ですわ。
ウィッチクラフトワークもODA付き特装版原作コミックがリリースされるとのことで、予約ポチ。
OP曲の好き度:4/5(fhána / divine intervention)
ED曲の好き度:4/5(KMM団[倉石たんぽぽ(井澤詩織)、飾鈴(麻倉もも)、
宇津木環那(夏川椎菜)、目野輪冥(飯田友子)、桂虎徹(日岡なつみ)
/ ウィッチ☆アクティビティ)
・KMM団が真顔で処刑される様がインパクト強すぎるし、相変わらずのカラオケ好きとか
ぬいぐるみの影絵が左右に体を振る様のラブリーさとか映像と不可分な気しますが。
CDジャケはクラフトワークの人間解体。
作品の好き度:4/7