退会済のユーザー さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
痺れるほど格好いい!!
2071年という近未来が舞台でありながらレトロが滲み出る。近未来SFとレトロな雰囲気を混ぜ合せた、まさにロマンの極み!!
今まで見てきたどんなアニメよりも世界観に飲み込まれる作品でした。
一話完結アニメですが、一度この世界を知ってしまったら最後、全話見終わるまで画面から目を離せないでしょう笑
音楽の素晴らしさについては周知の通り。いつの間にかサントラ購入していました笑 ゆ、指が...か、勝手に...!!!
OP曲の『Tank!』もさることながら、ED曲になっていた『THE REAL FORK BLUES』もお気に入り。
もうビバップの全てがこの曲の歌詞につまってると言っても過言ではないのでは?
「泥の河に浸かった人生も悪くない 一度きりで終わるなら...」
もう一つ、自分が魅力を感じたのはビバップ号内の雰囲気です。家族、絆、とも言えないあの独特な雰囲気にはなんとも言えない感覚に陥りました。
各々各自の目的がある中で繰り広げられる家族ごっこ。ある者は過去の記憶と居場所を、ある者は一途に思い続ける女を探して。バラバラになりそうでならない。微妙な関係を保つビバップ号。
各キャラの心境に絶対何かを感じ取るはず。
特に好きだった回
{netabare}
「24話」と「最終回26話」
まず、24話から。
この回でエドは父を追いかけるためビバップ号を去り、アインはそれを追いかけ、フェイは記憶が戻り自分の居場所へと帰っていく。そんなことはつゆ知らずいつも通りみんなの食事を用意したジェット。
寂しく残されたゆで卵をスパイクとジェット二人でやけ食いする最後のシーンは本気で感動しました。普段はガキが嫌いだとか女が嫌いだとか言ってましたが、なんだかんだで寂しく思ってるのがすごく伝わるんですよね。
この時に流れていた挿入歌「CALL ME CALL ME」これがまた別れの悲しみを促進させるさせる。恥ずかしながらボロ泣きしてしまいました笑
そして、最終回26話
スパイクが一人でレッドドラゴンの本拠地?に乗り込もうとしてる時、止めに入ったフェイの行動が本当に好き。結局、自分の居場所がビバップ号だと気づいたフェイは必死にスパイクを止めるわけですね。
「わざわざ命を捨てに行くってわけ?」
「....死にに行くわけじゃない。俺が本当に生きてるかどうか、確かめに行くんだ」
少しの間のあとフェイは無言で銃を撃ち続ける...
そして、流れだす別バージョン?のTHE REAL FORK BLUES
行ってほしくない、死んでほしくない。そういった心境がよく見えてこのシーンは本当に好きです。人間誰しも自分の居場所は欲しいですものね。スパイクも痺れるほど格好いい。
{/netabare}
YOU'RE GONNA CARRY THAT WEIGHT.