ぬぼこ さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
正直、山田さんしか見えない
周囲のファンからの烈々なオススメで見始めましたけど
ぶっちゃけ、はぐちゃんには全く魅力を感じず、、、
現実なら、絶対に女子から「ロリコンじゃーん!」って言われるキャラにしか見えず
子供っぽさ、純真さ残る天才ではなく
天才の子供にしか見えなかった。
だから、はぐちゃんを絡めた竹本くんと森田さんの三角関係にはピクリと来ませんでした。
彼らの心理描写も弱い気がしましたが
ファンの方には、その描きすぎないところが、逆に良いのでしょうね。
ギャグっぽいシーンもほとんど表情筋を変えることができませんでしたが
微笑ましく観られました。
あと気になるのは、声優・神谷さんのお芝居が若干しつこいように思えました。
竹本くんのキャラにはちょっとトーンが濃すぎるような気が。。。
ナレーションも、色を増した夏目友人帳にしか聞こえませんでした。
この物語はほとんど大きな事件は起こりません。
学生なら一度は通る悩みなどが淡々と描かれています。
そんな等身大な日常そのものが、この作品の魅力だと思います。
そういった部分においては、退屈に思う人もいるかもしれません。
ただ、ただですね!
振り向いてもらうことのない人を一途に追いかける
山田さんの切なさには胸が締め付けられ通しでした!!!
第2期はもう、「山田さんの表情が変わるのが涙腺を緩める合図」かのように入り込んでしまいました。
相手の真山に(レビューでも呼び捨てじゃ)何度イラついたことか。。。
しかし、都合良く山田さんを大事したいみたいな男のわがままに共感もします。
この2人の恋模様は後味惹かれ、次はどうなるのかと気になりました。
とはいえ、私にとっては、見続けるには忍耐が必要な作品でした。