「シドニアの騎士(TVアニメ動画)」

総合得点
82.0
感想・評価
1618
棚に入れた
8033
ランキング
387
★★★★☆ 3.9 (1618)
物語
4.1
作画
3.9
声優
3.9
音楽
3.9
キャラ
3.9

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ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

触手萌え&キモ・グロ&微エロ推し&ご都合ハーレム付き《ロボットVS謎生物》殲滅戦

※第1-2期併せたレビュー・感想です。

第1期の放送当時は、敵の謎生物の描写のキモさ・グロさについていけずに、確か3話くらいで断念した本作ですが、その後色々な場所で本作を高く評価する方をチラホラ見掛けること、そして第2期及び劇場版も制作されて、あにこれでの評価も悪くないことから、再挑戦してみました。
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第2期まで完走して、レビュータイトルに列記したとおり、本作の属性は色々あったと思いますが、その中でも本作の根幹となる内容は《ロボットVS謎生物》の殲滅戦だと思いました。
ロボットというよりは、それを動かす{netabare}《人類の生き残り(※但し殆どは遺伝子操作済みの二次個体)》{/netabare}と謎生物の殲滅戦と表現するのがより妥当かも知れませんが。

しかし、しかし・・・個人的に本作で一番印象に残ったのは・・・第2期でのしつこい「触手推し」({netabare}つむぎ&エナ星白&紅天蛾(ベニスズメ){/netabare})。
ああ脳が震える~笑。
こんなんで萌える人がいるんでしょうか?(たくさん居たらしい???)


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回


=================== シドニアの騎士 (2014年4-6月) =================

{netabare}第1話 初陣 ☆ 100年ぶりの奇居子(ガウナ)出現
第2話 星空 ★ 山野栄子戦死、谷風長道(ながて)奮闘
第3話 栄光 ★ 赤井隊全滅
第4話 選択 ★ 斜め加速、谷風カビザシでガウナ撃滅
第5話 漂流 ★ 谷風&星白救出
第6話 敬礼 × 連結型ガウナ ※途中から話が分からなくなってしまう 
第7話 覚悟 ★ 星白戦死、連結型ガウナの星白取り込み
第8話 不死 ★ 星白模写体との戦闘
第9話 眼差 ★ 外生研の模写体
第10話 決意 ★ 最深部施設、新兵器によるガウナ撃滅、巨大ガウナ接近
第11話 衝突 ★ 巨大ガウナ殲滅戦  
第12話 帰艦 ★ 続き、居なくなったエナ星白{/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)10、☆(並回)1、×(疑問回)1 ※個人評価 ☆ 3.8


OP 「シドニア」
ED 「掌 -show-」


================= 劇場版 シドニアの騎士 (2015年3月) ==============

全1話 ※第1期の総集編(未視聴)


============ シドニアの騎士 第九惑星戦役 (2015年4-6月) ===========

{netabare}第1話 葛藤 ★ 落合復活?、シドニア血線虫、白羽衣つむぎ登場 ※面白いんだけど怪奇アニメだったの?
第2話 能力 ☆ 融合固体つむぎの査問 ※触手萌えアニメ?
第3話 針路 ★ つむぎの敵体内突入  
第4話 激昂 ★★ 対ガ550戦 ※戦闘回として◎、但しつぐみ周りの脚本は安直
第5話 願望 ☆ イザナ&つむぎの回復 ※本格的に触手萌えアニメになってきた?
第6話 起動 ☆ 終盤に急展開(重力線放射装置の暴走) 
第7話 鳴動 ★ ガウナ発生・爆破事件 ※触手萌え+中性萌えとは笑、ラストまた急展開は飽きる
第8話 再会 ☆ 千秋郷一泊旅行回 ※いつの間にかラブコメに?
第9話 任務 ★ 続き、惑星ナイン偵察部隊ガウナと会敵
第10話 進入 ☆ 谷風&つむぎ出撃(イザナ救出任務)、紅天蛾(ベニスズメ)再出現
第11話 邂逅 ★★ 対紅天蛾戦 ※迫力はあるが悪趣味で奇を衒った感じは×
第12話 決戦 ★ 続き、惑星ナイン制圧、谷風の里帰り{/netabare} 
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★★★(神回)0、★★(優秀回)2、★(良回)5、☆(並回)5、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.7


OP 「騎士行進曲」
ED 「鎮魂歌 -レクイエム-」


◆総評

上記のとおり、★★(優秀回)とした「喰うか喰われるかの情け容赦のない殲滅戦」回(第2期の第4、11話)を初めとして、一話一話の脚本は工夫されていて面白いと思ったのですが、全体を見終えて結局、{netabare}敵の謎生物、及びシドニア内部で謀略を巡らせる者達{/netabare}のキモさ・グロさばかりしか印象に残らない作品となってしまいました。

wikipediaによると原作マンガ作者の弐瓶勉(にへいつとむ)氏が影響を受けた作品は、『AKIRA』、『風の谷のナウシカ』、『遊星からの物体X』ということなので、そうした作品が大好きな方なら、きっと高評価となる作品と思います。

※その点、ナウシカの蟲は何とか我慢できても、AKIRAの吐き気がするような趣味の悪さを全く評価していない私にはやはり辛めの評価となってしまう作品でした(2010年代の作品ということで、AKIRAみたいな如何にも暗黒の80年代っぽい自虐趣味がない分、だいぶマシになっていますが)。

投稿 : 2016/10/07
閲覧 : 629
サンキュー:

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