DOLLmimoza さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態：観終わった
宇迦（神）さまと伏見兄妹（人間）との友情物語
主人公・伏見いなり（CV：大空直美）が学校帰りに
キツネの子を助けたのと神社で「神様ーーーっ！」と叫んだことが
きっかけで、神社の神様である宇迦之御魂之神（CV：桑島法子）と
友人になり、他の人に変身できる神通力を授かり、神様たちの試練に
巻き込まれたり、友達間の問題に使用して、そのことで騒動が起きたり、
お見合いぶち壊したりというストーリー。
原作未読だが、元々原作ストックがないのか予算がなかったのか
その辺わからないけど、アニメは全10話でおしまい。←少ない。
OP曲はMay'nだけど普通かな。ED曲（坂本真綾）も無難な感じ。
アイキャッチに掛かる音楽は作品感を出してて好き。
アニメの中で使われてるのは京都弁。柔らかい感じがして良かった。
エンドタイトルの「また次回なぁ」もええね。
いなりの兄・燈日（CV：上田燿司）って宇迦さまが小さい頃から
見えるのが不思議。いなりは途中から見えるようになったというのに。
宇迦さまの兄・大年神（CV：子安武人）がシスコンの神様ってのが
変な設定。こんな神様おるんかいな？
中の人が二枚目声の子安さんって…^_^;
個人的には宇迦さま（二次オタの神様って笑）と、いなりの頭に
乗っているコンちゃん（CV：原 紗友里）がお気に入り。
いなりが丹波橋君（CV：岡本寛志）に憧れているとはいえ、
変身能力使って他の人に変わっても、辻褄合わせがシワ寄せにしか
なってないという印象。化けられた本人と話が合ってなければ
意味ないし。結局、いなりには持て余し気味の能力だったと思う。
（その辺の騒動を見せるためのアニメであるが）
他の子のラブレター渡せず、風にさらわれてしまっていた。
そのことが原因で誤解されモメることになったしね。
天照さま（CV：磯部万沙子）に岩戸に閉じ込められている
宇迦さまが、いなりの神通力暴走を止める。
結果、最終話では神通力を人間が使い続けると
宇迦さまの存在が消えてしまい、いなりが神化してしまうので、
いなりは神通力を返すために、稲荷狐の大群の導きで岩戸に向かう。
みんなで岩戸を開けようと力を合わせる。
根負けした天照さまが神の力で最後ちょっと動かして
やっと宇迦さまといなりがご対面。
いなりと宇迦さまの友情が背景にあったから感動して見れた。
神通力返してからは、いなりに宇迦さまが見えなくなったことが
少し寂しいと感じた。友達の前で号泣するいなり。
丹波橋君といなりが両思いになってることが
唯一の救いだったかな。
いなりの兄・燈日には宇迦さまが相変わらず見えてたように感じた。
顔の向きが宇迦さまの方を見ていたから。
