chariot さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
BP○に真っ向から挑んだ作品・・・か?
ひと昔・・・いや、ふた昔ぐらい前の熱血ロボット物にエロというか下ネタを満載にしたギャグアニメ・・・というカテゴリーで問題ないはず・・・
一応ストーリーとしては、ペンギン帝国なる悪の集団が世界を征服する為かなんか知らないけど、地球の平和を脅かしてて。
それを阻止するダイミダラーにはHi-Ero粒子なる・・・まあ、多分エロパワーが必要で・・・
主人公のおっぱい星人が巨乳を揉む事でパワー充填して戦う・・・そんな感じ?
完全に感動やら考察やらとは無縁な作品だと思われます。
下ネタギャグのバカバカしさに笑える方のみ。
とりあえず継続して観てみます。
・・・・ペンギンの前尻尾・・・・・・・・・いや、前にあったら尻尾じゃないよね・・・
8話まで視聴。
{netabare}5話で初代(?)主人公が戦死(かどうかは不明だけど、とにかく退場)、ヒロインは生きているようだけどこちらも退場。
6話から新たにヒロインが登場し・・・
「え!前主人公あっさり切り捨て!?」という事態に。
こちらはバカップルでヒロインがドキドキするとHi-Ero粒子が充填される仕組みで・・・
まあ胸揉むだけで1クール持たないから新しい方向でやってみた感じ・・・かな。
気軽に笑える作品として観ていて思う事が・・・
ペンギン帝国っていい国だよね・・・
失敗した罰がご飯抜きとか・・・平和だよ。
帝王様優しいし、部下たちも仲間思いだし・・・
多分最後まで観ると思いますが、人にお勧め出来る内容ではありませんね・・・ {/netabare}
全12話視聴完了。
思ったより後半の展開が熱く、面白かったのが自分的に許せません(笑)
こんな話だったのか・・・色々ちゃんと熱い思いを込めて制作してるんだね・・・と。
まあ、熱い思いが全面的にエロ方面なので結局は「アホだこいつら・・・」と思うのもご愛嬌で。
適当にエロ詰め込んでおけば観てくれるだろう的な作品と違い、エロ全開で健全さを主張するそのメッセージ性は意外にも考えさせられる作品となりました。
この作品がバカバカしいのは否定しません。
ただ、意外と上手く見せているなあと思います。
{netabare}人類側で地球を守る立場のはずの美容室プリンスと攻め込む側で敵なはずのペンギン帝国。
観ているうちに先にも述べたように「あれ?ペンギンいい奴らじゃん?」「ダイミダラー側(主に子安)、悪人そのままじゃ・・・」といった違和感を感じさせ、どっちを応援するべきか悩み始めた所で真打ちというか更なる敵が現れ・・・
ペンギンとダイミダラーの共闘という予想もしなかった展開に・・・
エロだけのストーリーと思いきや、結構丁寧に考えてあるストーリー。
気軽に観ていただけに不覚にも面白いと思ってしまいました。
ま、それでも徹底的にエロ方面なんですけどね・・・{/netabare}
すっごいおススメ!とは言えません。
でも「観て損した!」感もなかったです。
ツッコミどころは満載ですが最後もよくまとめてありますし。
エロに耐性があり、バカバカしさを許容でき、OPを一緒に歌えるぐらいのテンションがある方にはおススメします。
(遠藤会のOPが熱く、古いアニソンっぽくてクセになります)
※声優評価4.0は全て恭子役の日笠さん評価です。