ねごしエイタ さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
落ち込んでも、わだかまりを持っても、ぶつかっても、起き上がる少女達
評価だけだったことを思い出したので、最初の劇場版に続きレビュです。このレビュの数年前の記憶と改めて見直して分かったことは、歌、曲以上にWUGの人間関係をやや鮮明に表していたTV放送だったということです。あと、ここからは、WUGの声優さん成長してきたのか?前作より違和感なく、普通に演じていたです。
Wake UP,Girls!(WUG)最初の劇場版、続きとなるお話で、デビューライブしたけど活動できるのか?な、から始まるのです。
変な活動をきっかけに劇場版で失踪した丹下も戻って、本当に活動再開した先で、WUG一人ひとりが互いに理解することで、WUGの在り方を見出すというのか?、歌、曲以上にアイドルとしての成長を描いていたみたいなお話だったです。
名前も愛称が、「まゆしぃ、あいちゃん、よっぴー、みにゃみ、みゅー、ななみん、かやたん、みゅー」と普通な感じになっていたです。一番耳にしたのは、よっぴーだったか?と思うです。
WUGのローカル番組活動以外にも、まゆしぃに立ちはだかる過去、I-1club特に志保、白木だったり、WUGに絡む早坂だったりしたです。
WUG各々の進む方向というのか?メンバー一人一人を気遣う姿、時にはぶつかったり、誰かが片時離れるたびにWUGが7人であることの必要性を確認した展開を見たです。
WUGだれもが気にしていた、まゆしぃの過去も明らかになったです。東日本大震災後の気仙沼も描かれていて、いかにもこWUGが、あの後の仙台を舞台にアイドル活動していたという感じです。
WUGらしさとは何か?、自分達がどうであるべきなのか?、アイドルとして誰に認めてもらうべきなのか?を学んでいったようです。
曲、歌として、前作と比べてがらりと変わった印象でしたです。EDなんか声は良く響くけど、やはり小中学校の合唱コンクールな印象です。今回の歌曲が悪いわけでないけど、個人的には前回の「タチアガレ!」の方が良かったです。
なんだかんだと、力を出して最後「これで、いいのだ!」といかなかったです。でも、WUGの成長は最後の最後で、アイドルとしてのさらに道へと照らしたのではないかです。WUGらしさが示されたと思うです。