kuroko85 さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
間違いなく正統後継作品。
私にとってガンダムとは1年戦争の、ファーストガンダムの事であり、
この作品は間違いなくその続編です。
主人公はシャアとアムロで、確か舞台は1年戦争より10年以上後のだったと
記憶しています。
中途半端にZを見ている私は、シャアの理想・正義というものがかなり
ねじれていったのでは、、と感じています。
その理由がララァの死だったのか、アムロに突然追い抜かれた事なのか
Zでガキ共におっさん扱いされた事なのかは解りません。
ただこの作品で、その正義とアムロの正義がぶつかる事で、
「英雄再び相打つ」が実現されます。
ガンダムの正統後継作品だけに、モビルスーツでの戦闘は見応えがあります。
特にZでハマーンの使っていたファンネルが、標準装備され
戦闘映像がより派手に、よりガンダムらしくなりました。
(この傾向は「閃光のシャリアブル」の時に現れていた)
劇場公開作品と言う事で、そう言った部分の演出は十分です。
軸となる話の内容は?というと
哲学的で、誰もが同意できる正義ではない為
大概の方が消化不良に陥ると思う(これこそが
作者富野氏の狙いではないか?)と思えるほど、、
ただ、個人的にこの作品は満足です。