退会済のユーザー さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 2.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
どうしてこうなった
ギロチンゴリラが出てきた辺りで何かが崩れた…。
それまでは特撮ヒーローが好きで、自分でもヒーローをやる主人公・羽佐間と警官の後藤さん、それからミネミラが絡んできたりして面白いなぁと毎週楽しみにしていたのですが…。
本当にヒーローとして本気で敵と戦う羽佐間や今まで無かっただろと言いたくなるような結構グロいシーン、それにフラメンジャーの登場。
「カットー。休憩入りまーす」とか「はっ!夢か…」って台詞はいつ来るんだろうと思いましたが待てど暮らせど来ない。
全体的な展開が毎回予想の斜め上でした。
それまでの話が面白かった分、何だか受け入れがたくて正直残念な気持ちでいっぱいでした。
何話かは忘れてしまったけど、戦闘シーンが本当に酷い時もあったし。
作画は元々安定してはいませんでしたが、それを観た時はスタッフももう投げやりなのかと心配しました。
政府が絡んだり宇宙が絡んだりと思い返せば怒涛のごとく進んでいった話。
ついていけないと思う反面、どうなるのか気になりまくっていたので、もっとすんなりその展開を受け入れられていたら楽しんで観れていたかなと思うと少し残念です。
最終回に近づくにつれては、ここまで観たんだからもうどんな展開であっても驚かないと覚悟していました。
しかし物語の中で一番の良心であった後藤さんの心の闇を知った時は悲しかったです。
今まで一切出てこなかった彼女の存在を疑ってはいたのですが、真実があまりにも悲しすぎました…あとぶっちゃけちょっと後藤さんが怖かったです。
最終回なんかもう色々インパクトがありすぎて笑うしかなかったです。
心を揺さぶられたという意味では全く退屈してなかったので、個人的には割と高評価です。
OPとEDも1クール目、2クール目全てにおいてお気に入りでした。
たまにはこんなカオスなアニメもいいのかもしれません…多分。